海の学校 1日目/後編
次の冒険は、環境学習&磯観察です。
エコサーファーの堀さんにお世話になりました。
「みんな、これを見てほしい!」
そう最初に話し始めました。
ふと足下を見ると、ゴミがあります。
上を見ても、崖の途中に発泡スチロールのゴミがあります。
「ゴミがある海を好きな人はいる??」
決して答えを言わず、海についてじっくりと考える時間でした。
湘南を愛し、海を愛し、本気で自然で遊んでいる人です。
だからこそ、堀さんの言葉の1つ1つが心に響きました。
それが終わると、ちょっと場所を移動し、磯観察です。
もうみんな夢中!
磯観察の時間もあっという間。
たくさんの生き物をつかまえましたが、最後は海に放してあげました。
堀さんから受け取った大切なものを胸にしまいました。
お弁当を食べたあとは、移動です。
江ノ島大橋を渡り、まずはビーチコーミング。
貝殻を拾いながら、砂浜を歩きます。
江ノ島はすでに夏本番!!
海水浴客の人がたくさんいました。
目指すのは、新江ノ島水族館の横にある「なぎさの体験学習館」に行きました。
お世話になったのは、なぎさの体験学習館の笠松さん。
まずは、ゲストを紹介してくれました。
ミシシッピアカミミガメのカメキチです。
なぜ、カメキチなのかは、そのあとにすぐに分かりました。
ウミガメの学習をしたのです。
湘南海岸には毎年、ウミガメが産卵にやってきます。
ビックリですが、やってきています。
海ガメと陸ガメの違いから、お話を聞きました。
口のこと、手のこと、甲羅のこと、食べるもの・・・・。
生活環境に応じて、体の多くがその環境に適応して違いがありました。
そんな説明が終わった後は、特別に餌付けをさせて頂きました。
最後には、海岸でウミガメを見つけた時の注意を聞きました。
堀さんの話でも出てきましたが、ウミガメの大好物はクラゲです。
海にプカプカ浮いているクラゲ・・・だと思って食べたビニールが原因で、死んでしまうウミガメが多いのです。
ウミガメがいつでも訪れ、安心して卵を産める環境を作っていかなくてはいけません。
そのためにも、私たちがしなければいけないこと、分かった気がしました。
その後、恵比寿屋に戻り、お風呂に入りました。
海が望める最高のお風呂でした。
そして待ちに待ったごはん。
食事係からの話のあとは、「いただきます!!」
どれも本当においしかったです。
ゆっくりとごはんを食べた後は、江ノ島の散策です。
みんなで江島神社に行きました。
暗い中を歩くのは、なんだかワクワクドキドキ。
みんながいるとへっちゃらです!!
でも、1日目の活動はこれでおしまいです。
ぐっすりと眠っていました。
でも、冒険は2日目に続いていきます。