2018年度 たいいく表現まつり レポート1

2018年10月6日

10月に入り、秋の気配をますます感じられる今日この頃。湘南学園小学校の「たいいく表現まつり」が本日開催されました。子どもたちの元気いっぱいの姿を見ようと、会場は多くの人で埋まりました。

 
2学期が開始したのは約一ヶ月前のこと。そこから今日まで民舞や学年種目の練習、応援練習を重ねてきました。また5・6年生は委員会活動においても大事な役割があり、たいいく表現まつりを中心に過ごした1ヶ月といってもいいほど、この日に向けて取り組んできました。この日見られる子どもたちの喜怒哀楽は、これまで一生懸命取り組んできた過程があってのことです。悔いの無いように最後まで精いっぱい頑張ってほしいと思います。
 
大グラウンドに集まった子どもたちからは明るい笑顔が見られ、雰囲気もよく、素晴らしい一日になりそうです。今年のテーマは「やる気 勇気 本気」。執行委員長による「はじめの言葉」からたいいく表現まつりが幕を開けました。




前年度優勝した赤組より優勝旗、優勝カップの返還と学園長から挨拶に続き、選手宣誓です。

「宣誓!
我々湘南学園小学生はスポーツマンシップにのっとり
今日のたいいく表現まつりにおいて
表現の部では力強く堂々と舞い
運動の部では正々堂々と戦うことを誓います!」

選手宣誓により、いよいよ「はじまる」という雰囲気になってきました。



続いて応援合戦・エール交換です。本校のこの応援合戦は子どもたちの本気を感じられる素晴らしいものです。とりわけ団長の全力で鼓舞する姿は目に焼きついて離れないほど印象的です。今年も趣向を凝らした応援とエールでした。徐々に子どもたちも気合が入ってきます。



はじめのつどいの後には「表現の部」です。
「表現の部」では、毎日のように練習してきた「民舞」の披露となります。
 

【1年生 エイサー】

 最初は1年生、湘南エイサー。エイサーは沖縄の踊りです。1年生たちは掛け声を出したり、踊りの途中でしゃがむところを頑張っています。好きなところは太鼓を叩くことだそうです。1年生が頑張っているところと好きなところに注目です。





【2年生 花笠踊り】

 2年生は花笠踊りに挑戦します。山形県の伝統的な踊りで、山形の花の「紅花」をあしらった笠を使います。笠の動かし方や向きが難しいのですが、一生懸命みんなで練習を重ねてきました。元気なかけ声とともに、グラウンドいっぱいに華麗な花を咲かせます。





【3年生 はねこ踊り】

 3年生は、宮城県のはねこ踊りを踊ります。リズムにあわせて「それっ」のかけ声と共に飛び跳ねながら扇子を動かすのは大変でしたが、本物の動きに近づくよう何度も何度も繰り返し練習し、みんなで一つになるまで頑張りました。元気いっぱいに飛び跳ねる踊りとかけ声、そして笑顔が本当に素敵です。





【4年生 湘南七頭舞】

 岩手県の伝統的な踊りの「七頭舞」に4年生が挑戦します。自分たちで作った太刀を持って一生懸命踊ります。太鼓のリズムに合わせての動きに苦戦しました。大変難しい踊りですが、太刀を持って力強さやしなやかさを4年生が体全体で表現します。





【5年生 御神楽】

 岩手県から宮城県にかけて古くから伝わる「御神楽」。この踊りは、農民が豊作を願い、神様に捧げる踊りで、スピーディな太鼓のリズムに合わせ、扇と錫杖を巧みに操りながら舞います。見どころは扇子を回すところです。太鼓を叩く子は休み時間をけずって手首が痛くなるまで練習に励みました。5年生みんなが心を一つにし、踊りの振り付けを合わせるのにも苦労しました。自分と向き合い、みんなと心を重ね、それぞれの想いを込めて舞います。







【6年生 湘南 南中ソーラン】

 北海道の稚内から発信された、全国的に有名な南中ソーラン。南中ソーランは、ニシン漁の様子を表現した踊りです。漁の様子に加えて、波や風、カモメなどを表現しながら踊ります。構えの姿勢を保つことに苦労したりしながら、一回一回の踊りを全力で踊って、今日まで一生懸命練習してきました。6年生みんなで心を一つに、力強く踊ります。6年生の集大成である、湘南ソーラン。最後の舞の披露です。




 みんな練習した成果を存分に発揮してくれました。どの学年もとても素晴らしい踊りを披露してくれました!