5年生「雪の学校」NO.3(2018年度)

2019年1月23日

 雪遊びを終えると、入浴と夕食の時間。たくさん遊んだ後に、あたたかいお風呂で暖まりました。夕食の準備には、食事係のみなさんが大活躍。配膳やいただきますの挨拶など子どもたちの手によって行われます。おいしい夕食をいただきました。

 夕食後は「昔遊び・昔話」の時間です。まつだい地区のおじいさん、おばあさんとの出会い。一人ひとり自己紹介をしてくださいました。子どもたちも、じーっと見つめます。そして、それぞれ6つのグループに分かれて、昔話を聞いたり、遊び方を教わったりします。おじいさんやおばあさんたちの言葉は、私たちが普段話している言葉と、少しずつ違います。でも方言で語ってくださるメッセージは、子どもたちへの優しさにあふれています。

 あたたかみのある言葉で語られる昔話は、魅力的なものでした。子どもたちは、その雰囲気を十分に味わっていました。

 昔遊びでは、お手玉を使っての「石けり」や「宝引き」、「坊主めくり」と様々な遊びに挑戦しました。雪に閉ざされる冬の時期は、このような遊びを通して家の中で楽しく過ごしているそう。「宝引き」は、一人の親と何人かの子に分かれて、一つのあたり札を取り合うゲーム。単純な遊びですが、子どもたちはとても楽しそうでした。

 「いっちょまっちょ」という遊びも教わりました。銀杏の実を乾燥させて遊び道具にします。両手ひらに乗せた実を空中に投げ、手をひっくり返して甲で受け止めるという遊び。単純ですが意外と難しいです。片手でたくさんの実を扱うおばあちゃんの洗練された手さばきに、子どもたちは驚いていました。

 それから、荷物の片づけなどして、就寝の時間。充実した一日目でしたね。