せっけん作りワークショップ

2021年7月19日

夏休み初日、4年生以上の希望者を対象にエコ石けん作りのワークショップを行いました。この活動は小学校で10年以上続けている取り組みとなっています。藤沢市せっけん推進協議会の方を講師にお呼びし、合成洗剤と石けんの違いについて学びました。合成洗剤の材料に発がん性物質が含まれていて、洗濯や歯磨き、洗い物など毎日の使用の中で、人体にも環境にも影響していることを知りました。合成洗剤をブラックライトで確認したりしました。
いよいよ後半は「石けんづくり」の時間です。作り方はとてもシンプル。
①一斗缶の中に苛性ソーダを入れる
②水を入れる
③油を入れる
④かきまわして混ぜる
⑤発砲スチロールに入れる
以上の工程を、グループに分かれて作業しました。まず、苛性ソーダを入れていきます。
苛性ソーダは劇薬なので取扱い注意。慎重に入れていきます。続いて、水を入れ、油を入れます。はねないようにゆっくり丁寧に。あとはとにかくかき混ぜます。
ポイントは「はねないように混ぜる」。ただ、そうは言ってもゆっくりしすぎて棒を動かしているだけになってはいけないとのこと。しっかり混ぜなければ石けんは出来上がらないのです。この工程は時間を要する上、一人だけで混ぜようとすると疲れてしまうので、グループで交代しながら混ぜていきます。液体が固まってきて、線が描けるような固さになったらOK!発砲スチロールの箱に入れて今日の作業は終了です!
約1ヶ月間、発泡スチロールの箱で寝かせます。夏休み明けの9月には石けんが出来上がっていることでしょう。完成が待ち遠しいです。