5年生「雪の学校」NO.8(2022年度)

2023年1月23日

雪の学校の最終日。まつだい駅周辺で、新潟の文化に親しみました。

「昔遊び体験」では、「宝引き」や「石けり」を教えてくださいました。「宝引き」は、一人の親と何人かの子に分かれて、一つのあたり札を取り合うゲーム。賭け事として親しまれていたそうです。「石けり」は、石に見立てたお手玉を的に落として得点を競うゲームです。雪に閉ざされる冬の時期は、家の中で楽しく過ごしているそう。単純な遊びですが、子どもたちはとても楽しそうでした。

「資料館見学」では、十日町の古い農家を移築した資料館で、農機具や生活の道具を見ることができました。本物の囲炉裏には火がついており、その周りで生活の様子を資料館の方から聞きました。神奈川の現代的な住宅街に住む私たちとは違う暮らしぶりに子どもたちは驚くとともに、「竹とんぼ」や「羽子板」などの遊び道具は昔と同じようにきゃっきゃっ言いながら、楽しそうに遊んでいました。

「農舞台見学」では、まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」を短時間ですが見学しました。「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発掘し発信する総合文化施設です。雪国農耕文化とアートについての展示が並び、子どもたちは見入っていました。

長かった旅行も、これでおしまい。新幹線で帰ってきました。家族と離れて過ごした4日間。湘南とは全く違う環境で思いっきり雪遊びを楽しみ、雪の中の自然に触れ、実り多い日々を過ごすことができました。