先生達の救急法講習会
4月に、先生達やアフタースクールのスタッフ達が学ぶ救急法講習会を行いました。毎年、身近な人たちの安全のために、AEDやエピペンの使い方などを講師から勉強しています。
湘南学園小学校では、AEDを保健室の近くなどに設置しています。AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。*1
もし、倒れている人がいたら、出血や意識を確認したり、周囲の状況を確認したりして、AEDを使って救命対応を行なうときもあります。そんなときに、慌てないように手順を実際に練習しました。毎年のように練習しているので、手慣れた先生もいれば、まだまだ慣れていない先生もいます。継続的にやることで、いざという場面でしっかり行動できるようにならなくてはなりません。
エピペン®はアナフィラキシーの症状が出た時に使用し、症状が悪くなるのを抑えるための補助治療剤です。*2
湘南学園小学校には、強いアナフィラキシー症状が出てしまう可能性がある子がいます。そのような子には、お医者さんからエピペンという注射の薬が渡されます。学校で症状が出たときには、教職員が注射をすることもあります。どの子にどんな対応の可能性があるのか情報を共有したり、トレーニング用のエピペンの容器をつかって練習をしました。
実際に使う場面には出会わない方が良いですが、もしものときに最善な対応ができるように先生達も学んでいます。
引用元
*1「日本光電工業株式会社HP」(https://www.aed-life.com/information/aed/)
*2「独立行政法人環境再生保全機構HP」(https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/sukoyaka/column/202102_2/)