5年生「雪の学校」NO.6(2024年度)

2025年1月23日

2日目の夜は、クラスミーティングとお土産購入の時間です。

お土産の購入では、決められた金額のうち、上手な買い物になるように自分なりに考えながら購入していました。10円単位まで計算しながら、予算をすべて使い切るよう悩ませている子もいました。なんと約束の金額をぴったり使い切った子が2名もいたそう。

クラスミーティングでは、民泊に向けての最終確認をします。5年ぶりに宿泊することができるのです。出会いのときのあいさつや、各家庭での過ごし方などを話し合いました。あらためて子どもたちは、気を引き締めた表情に変わりました。荷物と心をしっかりと整理して、3日目に備えます。

迎えた、民泊への出発の朝。まずは3日間を過ごした宿舎「雲海」の方々に、代表児童から感謝の気持ちを伝えました。「雲海の皆さんのおかげで、楽しく安心して過ごすことができました。本当にありがとうございました」と代表者から話がありました。

宿舎からそれぞれの地区に分かれて出発をします。「どんな人たちが待っているのだろう?」「どんな雰囲気の家庭なのだろう?」大きな期待と少しの不安で、ドキドキワクワクしながらバスに乗り込みました。そして、それぞれの地区の会場で出会いの場がつくられました。

出会いの瞬間、子どもたちの緊張と期待感を織り交ぜた表情で丁寧にあいさつをしていました。これから1日間は、子どもたちと民泊先のご家庭の時間です。教員は、各家庭に行くことはできません。どんな素晴らしい時間を過ごすのか。知りたい気持ちもあるのですが、我慢して最終日の朝を待ちます。

卒業生が異口同音に、小学校生活で強く印象に残っている日の一つと語る民泊。ステキな時間をすごすことでしょう。

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