5年生「雪の学校」NO.7(2024年度)
2025年1月24日
最終日、朝食を食べてから集合します。松代地区、松之山地区、吉田・十日町・川西地区と大きく3つの地区に民泊にでかけています。お別れ会も、それぞれの会場に分かれ、行われます。担任や引率の教員は、一足早く集合場所に集まって子どもたちを待ちました。
子どもたちは、集合場所へ明るい表情で帰ってきました。充実した時間を過ごすことができたのでしょう。また、民泊先の方々との関係も、ずいぶん深いものになったようです。集合場所へ送ってくださった車から降りてくるときの子どもたちの表情。距離が近くなった分、寂しさは一層感じたはずです。
お別れ会では、一泊という短い時間でしたが、一緒に過ごしてくださった皆さんへ心からのお礼を伝えます。
「約一日泊めてくださり、本当にありがとうございました。この時間で新潟県のことを、さらに知ることができました。例えば、焚き火をしてお風呂を沸かしたり、余った炭でこたつを温めたり。この時間が僕たちの何よりの宝物です。民泊の人たち優しくて、とても安心しました。短い時間でしたが、ありがとうございます。」
代表の子どもより、正直な思いが話されました。お世話になった地元のみなさんは、優しい表情で聞いてくださりました。
厳しい自然環境と折り合いをつける中で心が育まれる。そのような生活を過ごす人々のあたたかさ。文化の豊かさ。子どもたちは、学んだことでしょう。今回の出会いの喜びを胸に留め、自分自身は何ができるか、少しずつ考えていってほしいと思います。