2015年度 たいいく表現まつり レポート1
天候が心配されましたが、晴れ間が広がり、絶好の運動会日和となりました。いわゆる運動会は本校では「たいいく表現まつり」。1年生から6年生まで民舞に取り組む「表現の部」と競技種目で競い合う「運動の部」で構成されています。民舞が大好きな子どもたちは、休み時間にも積極的に練習に参加し、今日の本番を楽しみにしていました。また、3色に分かれて競い合う「運動の部」では、優勝目指して各クラス練習に励んできました。
いよいよ本番、今まで練習してきた成果を存分に発揮してほしいと思います!
執行委員長による「はじめの言葉」からたいいく表現まつりがスタート!
「今年のテーマは・・・『協力』です!
運動会は一人ではできません。必ず他の人の力が必要です。クラスの仲間、学年の仲間、同じ色の仲間と協力して、自分の役割をしっかりと果たし、今までの“努力”が実るようにみんなですばらしいたいいく表現まつりをつくりあげましょう!」
前年度優勝した黄組より優勝旗、優勝カップの返還と学園長からの挨拶に続き、選手宣誓です。
「宣誓!
我々湘南学園小学生はスポーツマンシップにのっとり
今日のたいいく表現まつりにおいて
表現の部では力強く堂々と舞い
運動の部では正々堂々と戦うことを誓います!」
選手宣誓により、いよいよ「はじまる」という雰囲気になってきました。
続いて応援合戦です。
たいいく表現まつりをさらに盛り上げるこの応援合戦は、各色とも力強いパフォーマンスが毎年期待できます。
今年も趣向を凝らした応援でした。みんなを盛り上げるべく、応援団は精一杯の声で鼓舞。徐々に子どもたちも気合が入ってきます。
はじめのつどいの後には「表現の部」です。
「表現の部」では、毎日のように練習してきた「民舞」の披露となります。
1年生は沖縄県で踊られている「エイサー」を踊ります。1曲目は「遊び庭」、2曲目は「七月エイサー待ちかんてぃ」です。手作りのうっちゃきと学年カラーのサージを巻いて、元気いっぱい頑張ります。
2年生は山形県の花笠踊りを踊ります。はじめは、笠を回すだけで大苦戦!しかし、今では元気なかけ声とともに上手に回せるようになりました。グラウンドいっぱいに華麗な花を咲かせます。
3年生は宮城県のはねこ踊りを踊ります。はじめは、テンポの早い音楽に付いていくので精一杯。踊りどころではありませんでした。しかし、今では、早いテンポに合わせて躍動的に踊ることができるようになりました。踊りながら隊形移動をするところに注目です。
4年生が踊る「湘南七頭舞」は、岩手県に古くから伝わる中野七頭舞をもとにした踊りです。七つの道具を使って踊ることが「七頭舞」と言われる所以です。4年生は、その中の「太刀」を使った踊りに挑戦します。自分で作った世界に一本だけの太刀で、湘南の空と大地に向かって、力強くおどります。
5年生が踊る「御神楽」は、岩手県から宮城県にかけて、古くから伝わる、農民が豊作を願い、神様に捧げる踊りです。シンプルながら流れのある動きに合わせて、扇や錫杖を巧みに操り、優雅に舞うところが魅力です。また、それがこの踊りの難しいところでもあります。
6年生が踊るのは、北海道の稚内から発信された全国的に有名な南中ソーラン。その南中ソーランを今年の6年生は自分達ならではのものにするために日々練習に励んできました。2部構成の前半部分は、夏休みに有志で集まり、創作した湘南学園オリジナルの踊りです。波、風、そしてこれまで踊った全ての民舞をイメージして、後半の南中ソーランにつなげていきます。6年生みんな心を一つにして作り上げた2015湘南ソーランで民舞をしめくくります。
みんな練習した成果を存分に発揮してくれました。どの学年もとても素晴らしい踊りを披露してくれました!