6年生修学旅行 vol.5(2016年度)

2016年6月1日

今日の奈良は、暑くもなく寒くもなく、ちょうどいいコンディションで見学ができました。

午前中は斑鳩の法隆寺。ボランティアガイドの皆さんから説明を聞きながら、広い境内を歩きました。

日本で最初に世界文化遺産に選ばれた世界最古の木造建築で、飛鳥時代の建物や仏像をたくさん見学することができました。

ガイドさんからは、「法隆寺数え歌」とともに、見所をコンパクトに教えていただきました。

1 一番古い木のお寺

2 二人で見下ろす仁王さん(ただし今年は工事中でした)

3 三体そろった釈迦三尊

4 四方を守る四天王  (天がつくのはもともと神様だったそうです)

5 五重塔のなき仏

6 夢中で拝もう夢違い

7 七尺あまりの百済さん(百済観音像という名前だけれど、日本の楠で作られているので、朝鮮半島の渡来人の技術で作られたスレンダーな仏像だそうです)

8 八方光る玉虫厨子(本物の玉虫のピカピカ光る羽も見せてもらいました)

9 供養のための夢殿で

10 とうとう会えた救世観音(秘仏なので、中の仏様は見ることができませんでした)

当たり前のように説明していただいていますが、こうした善意のボランティアの皆さんのおかげで、子どもたちの有意義な学びにつながっていることに、あらためて感謝をお伝えしたいと思います。

また、法隆寺では、ボランティアの方から
「子どもたちがよくメモをするので驚きました。よくお勉強されていますね。」
という言葉をいただきました。好奇心旺盛に行動する6年生の姿から成長を感じることができます。

午後は、奈良公園に場所を移して、東大寺の大仏に対面です。