2013年度 たいいく表現まつり レポート2

2013年10月6日

たいいく表現まつりはまず「表現の部」から。
1年生から6年生まで毎日のように練習してきた「民舞」の披露となります。

1年生は、沖縄県の盆踊りで踊られている「七月エイサー」と新しく取り入れた「唐船ドーイ」を踊ります。1年生にとって重たい太鼓を持っての踊りに、始めは太鼓の音もバラバラで練習がスタートしました。
今日は、1年生にとって湘南学園小学校民舞デビューの日、手作りのうっちゃきとサージを巻いて、沖縄伝統の民舞を踊ります。





2年生は湘南花笠踊りです。昔、山形県の徳倉湖という湖をつくる工事で唄われた作業唄が「花笠音頭」となり、その唄から「花笠踊り」が生まれたと言われています。2年生は頭のまわりで笠をまわしたり、湖の工事の様子をからだで表現したり、難しい動きを一生懸命練習してきました。今日も一生懸命に、そして元気に楽しく踊ります。


 


3年生は宮城県の「はねこ」に挑戦します。
リズムにあわせて「それっ」のかけ声と共に飛び跳ねながら扇子を動かすのは大変でしたが、本物の動きに近づくよう何度も何度も繰り返し練習し、みんなで一つになるまで頑張りました。今日は元気いっぱいに飛び跳ねる踊りとかけ声、そして笑顔にご注目下さい。


 


次は4年生の湘南七頭舞です。この踊りは正式な名前を中野七頭舞といい、岩手県岩泉町小本の中野地区に江戸時代の頃より伝わる踊りです。大地を切り開き、耕し、その恵みに感謝するという様子を表現した7つの踊りの中から、今回、4年生が踊るのは「チラシ」「横跳ね」「三足」「戦い」の4種類です。大変難しい踊りですが、太刀を持って力強さやしなやかさを4年生が体全体で表現します。


 


5年生の踊る「御神楽」は岩手県に伝わる踊りです。
この踊りの魅力は錫杖を鳴らし、扇をクルクルと回しながら、スピーディーにダイナミックに、そしてリズミカルに踊るその心地良さにあります。動きの中で扇を操り、美しく舞うのはとても難しく、大変苦労しました。児童による生演奏。力強い音色と美しい扇の舞。5年生の息の合った踊りが見ていて心地よいです。
 
 


6年生は、北海道の稚内南中学校で踊られ有名になった「南中ソーラン」を踊ります。南中ソーランは、極寒の海でのニシン漁の漁師の踊りをロック調にアレンジされたもので、荒波にもまれながらの漁の力強さ、荒波や海の迫力を表現しています。
今年もクラス大漁旗を掲げ、たいいく表現まつりの成功を祈り、6年生全員が心を一つに踊ります。


 
 
 
みんな練習した成果を存分に発揮してくれました。観客席からの拍手が全てを物語っています。本当にどの学年も素晴らしかったです。
6年生は小学校最後のたいいく表現まつり。ソーラン節を踊る表情も一味違います。貫録の踊りを見せてくれました。