2019 6年修学旅行⑨2日目
2019年5月30日
法隆寺を後にしたバスは、東大寺のある奈良市街へと向かいます。
目指すはビルが建ち並ぶ駅前を通り抜けた奈良公園。東大寺はこの奈良公園のエリアにあります。お昼ご飯を食べる菊一文珠四郎包永の本店は若草山の麓に位置しています。このお店はオンラインストアもある包丁を中心とした刃物の名店ですが、お土産物が売っていたり二階には食堂もあるのです。
お昼を食べ終えると、奈良公園のガイドさんの引率で東大寺グループ学習のスタート。まずは二月堂と三月堂へ。「お水取り」で有名な二月堂は、清水寺のような床下に組んだ柱で建物を支える懸造の建築です。この二月堂の巨大なバルコニーのような「舞台」からは、奈良盆地が一望できる風景が広がっています。三月堂では、本尊の不空羂索観音立像をはじめとする堂内の数々の仏像についてお話を伺いました。天平時代から現存する仏像が安置されている静謐な空間の中にいると、自然と厳かな気持ちになっていきます。
そして中門を経て大仏殿へ。まずは世界最大の歴史的木造建築物である大仏殿のスケールの大きさに圧倒されますが、さらにそこに安置されている見上げる高さの大仏(盧舎那仏)の威容には言葉もありません。大仏の周りを巡りながらガイドさんのお話を伺った後は南大門へ。南大門も東大寺の他の建造物と同様の威容、さすがに全国の国分寺の総本山です。
クラス写真と鹿との触れあいを終えると、バスは奈良を離れて、いよいよ京都へと向かいます。