2023 6年生 修学旅行#2 〜石舞台古墳・飛鳥寺の大仏

2023年6月6日

 バスが大阪にさしかかった頃からポツポツと雨が降り始めました。

 高速道路を乗り継いで降りたった飛鳥の地もやはり雨。雨具の準備をしてバスを離れます。ここからは現地のガイドの方々と石舞台古墳へ。

 石舞台古墳は、日本最大級の方墳だそうですが、墳丘の盛土が全く残っていない、石室が露出している独特の形状です。大山古墳など一般的なイメージの古墳とは全く異なる姿や石室の大きさに圧倒されます。ここではガイドの方々からお話を伺いながら、クラスごとに集合写真を撮りました。

 石舞台古墳の見学を終えた一行は、一旦バスに乗って、次の目的地・飛鳥寺へ。現地のガイドさんもバスに乗って同行します。

 飛鳥寺でも小雨は止みそうにありません。例年は本堂の前庭でご住職のお話を伺ってからお堂の中に入るのですが、今回は直接、お堂の中へ。

 本尊の飛鳥大仏を前に、飛鳥寺の縁起や大仏さまのお話を伺いました。お天気が良ければ、外でお話を伺ってから本堂に入って大仏さまの前を通っていくのですが、今日はじっくりとお話を伺いながらお姿を拝見することができました。日本最古の仏像は、みんなの目にはどのように映ったでしょうか。

 飛鳥寺そのものは火災などによって大きく姿を変えてしまったそうですが、大仏さまは今に至るまで同じ場所に座っていらっしゃるそうです。千年以上前の飛鳥時代の人たちも、私たちと同じように大仏さまと対面していたのかも知れません。

 お堂を出ると、一旦、境内を出て「蘇我入鹿の首塚」と伝えられる五輪の塔へ。鎌倉時代の作だそうですが、入鹿の首を埋めたとされるのも、人々の蘇我入鹿への恐れがあってのことなのでしょう。

 この飛鳥寺で現地ガイドの方たちとはお別れをして、飛鳥を離れた私たちは吉野へと向かいます。

2023 6年生 修学旅行#1 〜修学旅行が始まった!

2023 6年生 修学旅行#2 〜石舞台古墳・飛鳥寺の大仏

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