ワールドオーシャンズデイ湘南2016 レポート
6月4日、片瀬東浜でワールドオーシャンズデイ湘南が開催されました。
ワールドオーシャンズデイとは、海に感謝し、海の環境保全を考える日です。
今年の世界共通テーマは、
「Healthy Oceans,healthy planet」で、
湘南での参加者は294名に上りました。
湘南学園からは、3つの委員会から5・6年生が14名と教員が4名参加。他にも家族といっしょに参加した人達もいます。
最初にみんなで、海岸のゴミを拾い集めました。多かったのは、ビニールや発泡スチロールの破片、たばこの吸い殻、材木など。子どもたちは「面白いゴミ選手権」に、それぞれがゲットしたお宝ゴミを手に参加していました。
椅子、魚の骨、漬け物の入った袋、植物が生えたタオル・・・いろいろなものが落ちています。
ダイバーさんたちは、海中からタイヤ、ガラスびん、くぎ、材木、スマートフォン、羊羹などを引き上げていました。
1時間ほどで集めたゴミは、燃えるゴミ23袋、燃えないゴミ38袋!
海のゴミの7割は町から川を通ってもたらされると言います。
ビニールやプラスチックのゴミが、海の生き物を苦しめ、巡り巡って人間の健康にも影響を及ぼしているというお話を、子どもたちも真剣な表情で聞いていました。
最後に、みんなで人文字をつくりました。
今年は湘南学園の3年生が考えてくれたデザインの中から選ばれた、イルカです。
とてもかわいいイルカが完成しました。
風が強く砂が舞う中でしたが、みんなドローンに向かって大きく手を振りました。
豊かなめぐみをもたらしてくれる海に感謝し、海の環境を守ることの大切さを考える一日となりました。