英語村最終日

2013年8月17日

8月16日、英語村での研修も最終日となりました。
午前中に卒業プログラムと残り2つの授業を受けます。朝から宿舎で荷造りしている女子の部屋へ、昨夜のダンスパフォーマンスで知り合った韓国の女の子たちが、プレゼントのキャンディーを持って訪ねてきてくれました。同年代の女の子どうし、カタコトの英語を使ってあっという間に仲良くなれたようです。彼女たちとは、授業の合間の移動中にすれ違う度にキャアキャアと黄色い声を上げて言葉を交わしたり写真を撮ったりしていました。最後にバスに乗る時には、おわかれが切なくて涙ぐんでしまう子も。「帰りたくなーい」「もっとここにいたーい」と叫んでいました。

 

さて、レッスンの方はこの日もグループ毎にちがったプログラム。英語のレシピでチョコクッキーを作ったり、チェスのルールを英語で習って対戦したり。授業の最後に英語村専用のパスポートにスタンプをもらい、がんばったことを評価してもらいます。これまでのがんばりを集計して、卒業プログラムでは表彰がありました。英語村の先生方が沢山見守って下さる中、グループ毎に最優秀者の表彰状と、3つの学園チームのうち最優秀チームがご褒美のお菓子をもらいました。そして全員が卒業証書を受け取り、先生方から拍手で激励されました。セレモニーの最後には、みんなの英語村での4日間を画像で紹介するショートムービーが上映されました。「あれ面白かったよね」「そっちのグループあんなことしたの?」と、口々に思い出を振り返っていました。

昼食の後、名残を惜しみつつ英語村を後にしてソウル金浦空港へ。家族へのお土産を買って、ソウルを出発しました。4日間の英語村研修で、23もの密度の濃いレッスンプログラムを受けました。沢山の英語のフレーズや発音を学んだということはもちろん、おなかがすいたら”I’m hungry!”、時間がないときには先生から”Hurry up!”と声をかけられるというように、その場でふさわしい英語が自然に使われる環境でずっと過ごしていると、頭の中が英語モードのスイッチに切り替わることを、引率しているだけでも体験できました。また、韓国の子どもたちと言葉を交わせたことも、これから経験するであろう様々な国際交流の大事な1ページとして記憶に刻まれることでしょう。たくさんの思い出をたずさえて、みんな笑顔で羽田空港からおうちに帰っていきました。