マンガ化計画進行中 ~中学二年英語より~

2015年10月22日

 皆さん、突然ですがマンガお好きですか?このブログ記事筆者はわりとマンガが好きです。今や世界中で通じる言葉MANGA。マンガのいいところは言わずもがな「ストーリーを追いやすい」ことにあります(細部まで描かれている故にストーリーが追いやすいのですが、その一方で読者の想像力に頼る部分が少なく、想像力を養う機会にならないという指摘もありますが、とりあえずはさておき)。何かまとまったストーリーを一気に読みたい場合、マンガは最適です。

 

検定教科書のNEW CROWN English Series 2

 

 さて、湘南学園中学校の英語教育では検定教科書のNEW CROWN English Seriesを使用しています。NEW CROWNの教科書では各学年Let’s Readという読み物の教材が含まれています。私の所属する中学二学年ではA Pot of Poison(直訳すると「毒の壺」)という読み物を扱うことになっています。この話は狂言の「附子」という演目をアレンジしたものです。一休のとんち話にも似た内容の話があります。話を要約すると、外出する和尚が弟子に砂糖のことを「毒」だと伝えて出て行くものの、弟子はそれが砂糖だと見破り食べてしまう。言い訳のために高価な壺を破壊し、戻った和尚に「壺を壊したから死のうと毒を食べた」と話すというものです。

 

挿絵だけでもなんとなく分かるかな?

 

 この文章は全部読み切ると約200語となかなか分量があります。それ以上にこの話はユーモアの効いた話で話を途中で切ることなく全体を読み切りたいものです。もちろん、生徒には深い理解を求めたい!でも、一気に読みたい!そんな相反する要求をかなえてくれるのがマンガです。

 

 話全体を読み込んだ教員が、マンガ原案となるラフデザインを完成させました。このラフデザインをもとに絵を描くのが得意な生徒に作画を依頼。3日間という短期間で完成にこぎつけました。協力してくれたのはM.S.さんです。ありがとう!とても温かい雰囲気がでている絵です。(将来プロになれるかも?サインもらっておこうかな…)

 

こちらが教員の書いたラフデザイン:アイディアはいいけど画力は…

 

生徒の書いた作品:ラフデザインと同じページだが見違えるように素晴らしい!

 

 ただし、このマンガには人物の表情・吹き出しの中の台詞が書かれていません。まずは、教科書に書かれた文章を元に吹き出しに台詞を入れる宿題を課します。その後、内容理解ができた段階で、その場面の人物の心情を読み取り、顔を描き入れていく作業を宿題にします。宿題としてこの冊子を配ったときの生徒の反応はとてもいい感じでした。楽しく英語の学習に臨んでくれることを期待しています。最終的にはどんなマンガができるのでしょうか?できあがった生徒の作品に関しては後日ブログにて報告します。

 

冊子の形式にして生徒に配布しています