新・体育祭

湘南学園の体育祭は高2リーダー学年を中心とした「縦割りの活動」が特徴です。

中学1年から高校2年までを5色に分け、様々なオリジナル競技で勝敗を競います。毎年、実行委員が議論を繰り返し、競技の内容からルール、当日のプログラムとその運営まで、すべてを作り上げていきます。5月の連休明けからは「特別時間割」となり、縦割りチームでの練習が始まります。中高一貫だからこそ生まれる「学び」が、ここにはあるのです。








【新・体育祭実行委員長のコメント】(2026新体育祭実行委員長 岸田 かなえ)
「向き、不向きより前向き」—この言葉は、新体育祭の実行委員長として過ごした1ヶ月間、私を支えてくれた言葉です。

 私は学校行事がとても好きで、その中でも実行委員として特に積極的に関わってきたのが、この新体育祭でした。自らの手で行事を創り上げていく先輩方を間近で見るうちに、より主体的に行事運営に関わりたいと考えるようになり、最高学年となった今年は思い切って実行委員長に挑戦しました。

 しかし、「楽しい新体育祭を創りたい」という想いはある一方で、「自分に委員長が務まるのか」という不安もありました。私にはリーダーシップはありませんし、周りを巻き込むことのできるパワフルさや、計画的に物事を進める力、先を見通す力もあまりなかったからです。でも、これらは委員長を務めるにあたって“絶対に備わっていないといけない条件”ではなかったと気づいたのです。
 最初は苦戦していたタスク管理には、私でもできるようになる“コツ”があることを学びました。委員長に必要なのは、“リーダーシップ”でも“パワフルさ”でもなく、私の場合は“周りを頼ること”でした。新体育祭は、実行委員長1人では創ることができません。「委員長なんだからみんなを引っ張っていかないと」と思っていても、空回りするだけでした。「みんなに頼って、頼られる委員長になろう」と前向きに思えたことで、幹部のメンバーを信頼できるようになり、少しずつ軌道に乗っていったのだと思います。
 私がもし、「自分には向いていないから」という理由で委員長に挑戦することを諦めていたら、何も得られませんでした。挑戦したからこそ、前向きに考えることが大事なのだと気がつきました。

 新体育祭実行委員長として過ごした期間は、今年のテーマの「感゛夢謝楽」のように、まさに“がむしゃら”に駆け抜けた約1ヶ月間でした。そんな中でも、特にこのテーマが今年の新体育祭にぴったりだと感じたのは本番当日です。
 競技に出場している選手たちの真剣な表情、一生懸命に大きな声で応援する人たち。今年も新体育祭ならではの熱い空気が感じられました。またとても嬉しいことに、「楽しい新体育祭だった」といった声も聞くことができました。運動の得意も不得意も関係なく、新体育祭が少しでも多くの人にとっての「楽しかった思い出」となっていますように。

 最後に、一緒に走ってきた、私を支えてくれた幹部のみんな、先生方。新体育祭を一緒に創りあげてくれた実行委員、リーダー、生徒のみんな。あたたかい声援でサポートしてくださった保護者の皆様。そして今年もこうして無事に新体育祭が行えたことにとても感謝しています。ほんとうにありがとうございました。