カナダセミナー12日目の報告 その2

ホストファミリーへのお礼の手紙と、お世話になったカナダの先生方や生徒達への寄せ書きを書き終えてからのオリビア先生の最後のESLでの英語の授業のテーマは、“Famous Canadians” についてでした。この授業でまず紹介されたのは、Terry Fox さんです。彼は、Bone Cancer「骨肉腫」によって片足を失った後、癌研究のための資金を募るために、1980年4月12日にニューファンドランド島のセントジョンズを出発し、毎日フルマラソンにほぼ匹敵する距離(約42km)を義足で走り続け、オンタリオ州サンダーベイの近くで体調の異変(癌の肺への転移)により、1980年9月1日に走るのを止めるまでの143日間で、合計約5,373キロメートルの距離を走破しました。この間に集まった寄付金の額は、約170万ドル、最終的に彼の生前と癌が転移し、1981年6月28日に22歳の若さで亡くなった直後を含めると、約2,400万ドルに到達しました。また、彼の遺志を継いで、毎年世界中で開催されているチャリティーイベント「Terry Fox Run」などを通じて、2026年2月(世界がんデー)の時点で、合計10億カナダドル以上の募金が集まっており、癌研究のための資金支援が続けられています。
こうしたことをオリビア先生の話を聞いたり、YouTube を見たりして学んだ後、女性の平等権獲得のために 活躍した Viola Desmond さんや歌手の Justin Bieber さん、ラッパーの Draker さんなども紹介されました。
午前中のプログラムを終えて、私達は、フェアウェル・レセプションが行われる Genesis Place というイベントを行う大きな部屋やプールや室内グラウンドなどが備えられた施設にスクールバスで移動しました。そこで、アシスタントステューデント達と一緒に大きな大きなプールに入って遊んだり、ウェルカム・レセプションの準備をしたりしました。
そして、午後5時前頃から、続々とホストファミリーの皆さんがこのレセプション会場に集まり始め、5時10分ぐらいにフェアウェル・レセプションが始まりました。この会の冒頭に、お世話して戴いたヴィッキー先生のお話があった後、主にESLで私達に英語を教えてくれたオリビア先生からもスピーチを戴きました。何と、オリビア先生は、この4月に大学を卒業した後、夏休み前までにビッキー先生の学校で実際のビッキー先生の授業の中で教育実践を学習し、夏休みに入りました。そして、彼女にとっては、今回のカナダセミナーに参加した湘南学園の生徒は、独り立ちた教員として教える最初の生徒だったそうです。ですから、オリビア先生にとっても、このカナダセミナーは、忘れがたい思い出になったようです。
先生方の挨拶の後は、湘南学園生を代表して1名の男子生徒が、お世話になった方々への英語でのお礼のスピーチです。これは、スピーチの内容も英語の発音もとても素晴らしいものでした。彼の英語活用力は、このカナダ滞在中の約10日間で抜群に伸びていました。そして、彼は、このレセプションでヒーローになったようですよ!







