オーストラリアセミナー 14日目

2013年8月16日

 7月21日(日)に成田空港を飛び立ち、香港~アドレード経由で南半球の真冬のメルボルンに着いてから、早くも2週間が過ぎ去りました。この間、僕達オーストラリアセミナー一行は、ここ日本の真裏のオーストラリアの大地で、初めて見るもの触れるものにどれだけ心を揺さぶられたことでしょうか? ノックス校で経験したこれまで見たこともないような教育システム、家の中では英語以外の言語も飛び交う僕達とは異なった生活習慣を持つ人々、日本の家の10倍はあるとてつもなく広い家、細かくなく大らかでどこがとてものんびりとした学校生活、こうした新鮮なオース トラリアでの体験と共に、これまでは気付かなかった日本の良さというものも実感出来たのではないかとも思います。こうした、肌の色も言語も宗教も生活習慣も異なった人々を理解し、彼らという異文化に生きる人々を通じた鏡で持って自らの姿も映し出してみるという体験は、様々な対立や問題を抱えるこれからの国際社会に生きる青年達にとって、ますます必要となってくる経験なのではないかと実感します。そして、こうした青年達が、戦争のない話し合いで物事を解決出来る真に豊かな国際社会を人と人との手を取り合って築いていけるようにして行ってもらいたい! 切に願うばかりです。

 8月3日(土)の11:00、ノックス校の駐車場から、メルボルン空港に向けた僕達のバスは出発しました。皆、ここで出会った大切な人々との別れを惜しみながら、「いつか必ずメルボルンに戻って来る!」ことを堅く約束して、彼らとの一時的なお別れをして来ました。彼らの中には、わずか5週間後には、今度は日本で再会出来る生徒達もいます。お世話になったピーター先生もケリー先生もこの時日本にやって来ます。オーストラリアセミナーは、まだ、半分が終わったばかりです。僕達は9月には、ノックスジャパンツアーで再び異文化交流をすることになります。今度は僕達の母国の日本で! 僕達がここメルボルンで体験したオーストラリアの素晴らしさに負けないぐらい、ジャパンツアーでは、これに参加するノックス生達を日本の虜(とりこ)にしようではありませんか! そして、ここで培った 素晴らしい人と人との結び付きを、僕達の一生の宝にしていきましょう! すべての人々に感謝して、また新しい青春のページをめくっていきましょう!