中3社会科 「世界一大きな授業」に取り組みました!

2014年5月8日

 中学3年生社会科の授業で、「世界一大きな授業」に取り組みました。「世界一大きな授業」とは、「すべての子どもに教育を」をスローガンに、全世界の同一時期に、教育をめぐる現状や、教育を受ける大切さについて考える授業に取り組む時間を持つという企画です。毎年行われているこの企画ですが、全世界で880万人が参加した2008年の取り組みが、現在ギネスに登録されています。ギネスの更新を目指し、今年もこの企画が行われました。

今回の授業では、「もし文字が読めなかったら…?」という疑似体験や、マララ・ユスフザイさんの国連でのスピーチを読むなどの活動を行いました。中でもビニールテープを用いて、全ての子どもたちが教育を受けるために必要なお金と、1年間に世界で使われている軍事費を比較した作業では、軍事費の多さに驚き、疑問を感じた子どもたちも多かったです。

授業の最後に書いてもらったコメントも、単なる感想ではなく問題解決のためのアプローチなどに言及してあり、非常に優れたものが多かったです。世界の課題を知り、自分にできることを考える機会になったと思います。