アンサンブルの達人を目指せ!中2音楽の様子

2015年3月2日

中2音楽では、最後の締めくくりとしてアンサンブルを行いました。音楽の授業といえば、リコーダーをイメージする人が多いと思いますが、今回の目的は上手にリコーダーを吹くことではなく、友達と協力し合いながら、もっと気軽にアンサンブルを楽しむこと!!というわけで、リコーダー以外に、ボディーパーカッションや、ヴォイスアンサンブルの課題曲をたくさん用意してみました♪

手や膝などを叩き、体を使って演奏するボディーパーカッションは、楽器がなくてもどんな場所でも演奏することができます。(Percussionとは打楽器のこと。体は一番身近にある打楽器ですね。)

楽譜に“即興”と書かれているところでは、各班で考案したオリジナルのリズムを披露してくれました。

ヴォイスアンサンブルは、歌・合唱と言うよりも、声を楽器として演奏する音楽です。音程は気にせず、元気いっぱい声を出せるのが特徴です :-D 短い言葉を繰り返してリズムをつくる構成になっています。

『野菜の気持ち』という曲には「バナナ」「キャベツ」「ぽんかん」など、食べ物の名前がたくさん出てきます。(先生!野菜じゃないのが混ざってるよ!という発見がありました。)

サッカー部の男子に人気があったのは『Football Canon』。

「キック」「ドリブル」「パス」など、まるでサッカーをしているような言葉のやり取りがたのしい曲です。曲が終わった瞬間、おもわず「ゴールできた~!」と喜ぶ生徒もいました :lol:ズレないように手拍子をしながら演奏するグループも多かったです。

一台のピアノを輪唱(カノン)の方法を使い連弾をする「ぐるぐるピアノ」は、ピアノ経験者に人気の曲です。8小節ごとに奏者がどんどん加わって、低音から高音へ移動をし、ぐるぐる回るのがポイントです 🙄

リコーダーのアンサンブルに、ドラムのアレンジを加えて演奏したグループもありました♪曲は、同名のテレビ番組のテーマソングでお馴染みの『きょうの料理』。リコーダーの暖かみのある音が、軽快なメロディーによく合っていました(*´∇`)

アンサンブルは、各自のペースで勝手に演奏するとバラバラになってしまうので、互いのパートを意識し、音を合わせなければいけません。相手の意見や行動を尊重しつつ、自分の持ち味を出していくことは、音楽だけに限らず、集団活動の中でとても大切なことです。

今回の中2アンサンブルでは、自分だけが得意なものに偏るのではなく、グループで調整し合いながら選曲をしたり、苦手な人には生徒同士で教えてあげる様子が多く見られ、彼らの成長を感じました。来年度はいよいよ中学三年生。中学最高学年として、より一層団結し頑張ってくれることを期待しています!