高校野球の応援に行ってきました!

2015年7月16日

 梅雨空も一段落!太陽がいっぱいの夏空が広がっていますね。今年も高校野球の季節がやってきました。湘南学園では毎年ダンス部と吹奏楽部が応援団を結成し、保護者・野球部OBを加えての野球応援を行っています。

 

吹奏楽部とダンス部:炎天下の中一生懸命演奏・演舞しています。

 

 湘南学園野球部は練習の場所・時間が限られている中、最大限の努力を払って本大会に臨みました。筆者も湘南学園で野球部の顧問をつとめたことがありますが、グランドの状態はお世辞にも良い状態ではありませんでした。湘南学園のグランドは砂で固く、野球の硬球が高く跳ね返ってしまい捕球に苦労したことを今でも鮮明に思い出せます。(ただし湘南学園のグランドは砂のおかげで水はけは最高。普段の学校生活環境としては良いものです…念のため。)そんな環境をものともせずここまで頑張ってきた生徒諸君は賞賛に値します。今回の対戦相手は、県立大船高校です。野球部員が50名を超える学校で、湘南学園にとっては手強い相手です。場所は保土ケ谷球場。「晴朗なれども風強し」。いざ決戦です。

グランドに散る球児たち:子規の「九つの人九つの場所占めてベースボールの始まらんとす」の句が浮かぶ

湘南学園攻撃中:応援にも熱が入る

 

 さて、大会に生徒を引率する立場として気になるのは熱中症ですね。飲み物・塩分補給タブレット・氷・もしもの時の経口補水液を十分に準備しての応援です。野球部保護者の方々からも冷たい飲み物や塩分補給タブレットを差し入れていただき本当に助かりました。ありがとうございました。

湘南学園攻撃中の一コマ:心を一つに応援


保護者応援団:差し入れもたくさんいただきました



 で、肝心の試合はというと3回までは互角。4回に4点を勝ち越されるも、5回表には湘南学園にもチャンスがありました。しかし、「ここぞ」の一発が出ず、追加点ならず。6回には一気に6点を返され万事休す!6回コールドになってしまいました。


息をのむ一瞬:一球一球に魂が宿る


【試合スコア】

 

1

2

3

4

5

6

得点

H

E

湘南学園

0

0

2

0

0

0

2

8

3

大船

0

2

0

4

0

6X

12

11

3


最後の挨拶:ここに集う球児たち半数の夏が終わった


 勝利ならずではあったものの、見ている人に多くの感動とドラマを残してくれました。ありがとう。また来年がある1年生・2年生はこの悔しさを胸に来年活躍されることを期待しています。今回出場した15名の野球部員の内、高校1年生は10名と多く、今回の試合で学んだことを来年生かしてくれることと思います。


勇者たち:感動とドラマをありがとう

 試合が終わったあと、球場の外に移動して野球部・吹奏楽部・ダンス部合同のミーティングを行いました。野球部からは応援に来てくれた吹奏楽部・ダンス部・保護者の方への感謝が伝えられました。吹奏楽部・ダンス部からは野球部の感動とドラマを与えてくれた全力プレーに対しての感謝が伝えられました。野球部監督は日頃「みんなに感動を与えられる野球をする」「誰のおかげで野球ができるかをよく考える」をモットーに指導を行ってきていますが、その言葉が大いに感じられる有意義なミーティングでした。


野球部・吹奏楽部・ダンス部の集合写真:晴れ晴れとした表情です


 球児たちの夏。グランドを去る者、グランドに残る者。ある者には終わりの夏。ある者には再出発の夏。感動とドラマを残して夏は盛りに向かいます。


吹奏楽部メンバー:高校1・2年生の総勢27名


ダンス部のみなさん:高校1・2年生総勢29名


保護者のみなさまとの一コマ:日頃からご支援いただきありがとうございます!