2015年度 オーストラリアセミナー6日目

2015年7月27日

 昨夜は、バララット遠足で帰宅が午後10時30分頃になってしまったにもかかわらず、今朝も学園生達は、元気いっぱいに登校して来ました。

 今日の1校時は、日本では決して見られないイベントに参加しました。それは、ノックス小学校のモア校長先生が。別の小学校の校長先生となることとなり、今日はその昇進を祝っての小学校全校集会が行われたのです。この集会には、大勢の保護者の方々も参列されていました。

 この集会では、司会は生徒達が代わる代わる務め、生徒や教職員のビデオレターによるスピーチが放映されました。また、各学年毎に子ども達の歌やダンスも披露されました。ノックス小学校の先生方も映画「サウンドオブミュージック」の1場面をみんなで演じ、この会を盛り上げてくれました。会の最後にスピーチしたモア校長先生は、感激のあまり涙でスピーチがところどころ途絶えてしまいました。ノックスの子ども達も先生方も保護者もみんなで彼の昇進をお祝いするというとても感動的な全校集会となりました。

 今日の2校時と3校時は、オーストラリアの伝統的なお菓子であるパブロバというフルーツケーキのようなデザートをヘルプに来てくれたノックス生達と一緒に作りました。クッキングはとても本格的で、みんなきちんとクッキングハットをかぶり、エプロンをして、とても楽しい時間を過ごしました。作ったパブロバは、生徒一人一人がデコレートしたケーキ箱に入れて、ホストファミリーへのプレゼントとして、各ステイ先へ持ち帰りました。きっとステイ先では、とても喜んでもらえたことと思います。


 4校時は、9月に引率者の一人として日本にやって来るマーク先生の小学校4年生での音楽の授業に参加しました。この時間では、歌もダンスも自然とマーク先生のリードに吸い込まれるかのように楽しく音楽と触れ合うことが出来ました。歌やダンスの他にも彼が用意してくれた太鼓や木琴などもみんなで一緒に演奏して、音のハーモニーを楽しみました。授業の最終盤には、チーちゃんがピアノ演奏でショパンの幻想交響曲を披露したり、チーちゃん伴奏のもとでミチコとレイサがディズニーアラジンの「ホールニューワールド」をきれいなハーモニーで歌ってくれました。これには、みんな大絶賛でした。

 5校時は、ノックス中学校の全校集会に参加しました。コトちゃんとナギサが、ノックス校に来ることのできた喜びを英語のスピーチで披露し、レイサ・ユウ・ミチコ・メイヴ・カナのダンス部5人が、6月の大会で全国大会に出場を果たした素晴らしいダンスパフォーマンスを演じてくれました。この振り付けは、レイサやミチコやメイヴ達が考えたということで、このことについても、英語でレイサがみんなに説明してくれていました。ダンスパフォーマンスに続いて、日本で用意して来た日本文化紹介プレゼンテーションをアツヤとリョウがやってくれました。アツヤは日本の自動販売機について、リョウは日本のラーメンについてプレゼンしてくれました。2つともとても興味深いものだったので、ノックス生達はかなり集中してこのプレゼンに見入っていました。ノックス校の先生からも「英語でこれだけのプレゼンが出来るなんて素晴らしいですね!」とお褒めのお言葉を戴きました。

 こうして、ノックス校での1週間目の研修を終え、明日から、生徒達はまる2日間、ホストファミリーと過ごすことになります。是非、家族の一員として、お手伝いすることも忘れないように、週末を有意義に過ごして来て下さい!