高校2年生研修旅行「東北コース」有志の生徒による座談会

2016年1月26日

高2研修旅行「東北コース」の有志生徒により立ち上げられた「東北部」が23日の土曜日に活動を行いました。

今回の活動内容は「先生たちに自分たちの学びを報告し、学園の防災を共に考える」ことを目的とした座談会です。

生徒たちは研修旅行を通じて、海から4キロも離れているにも関わらず学校管理下で最大の被害が出てしまった「大川小学校」に起きたことを考えるとともに、生徒たち自身が「“防災”とどう関わっていくべきなのか」を議論してきました。「東北部」は昼休みの会合を重ね、この日、教員により構成されている防災委員会に対し「学園の防災に関する問題提起と提案」を行いました。

東北の地で出会った方々の願いは「自分たちと同じ思いを誰にもしてもらいたくない」というものでした。その気持ちに応えるべく「東北部」は活動をしています。

「被災地以外は『未災地』である」

「今は大震災の後ではなく、次の震災の前である」

被災した同世代の青年の言葉をしっかりと受け止め、今自分たちにできることに取り組んでいます。