2015年度イングランドセミナー 1日目

2016年3月22日

 いよいよ今年度も、イングランドセミナーへの出発の日がやって来ました。参加生徒の皆さんは、横浜YCATや成田空港で、保護者の皆さんに見送られて、期待と不安を胸に、フィンランド航空AY074便で、経由地ヘルシンキに飛び立ちました。以下は、成田空港の94番搭乗口で、生徒一人一人に、今の気持ちを伺ったものです。  

カヤ:「初めての海外研修! イギリスも初めてなので楽しみです!」
ルリ:「初めてイギリスに行くので、英語をちゃんと出来るようにしたいです!」
サキ:「ワクワクしてます! ホストファミリーに英語が伝わるか心配です!」
ダブルッチ:「イングランドの現地の女の子とたくさんコミュニケーションとりたいです!」
ポンちゃん:「久しぶりの旅行で初めてのヨーロッパなのでワクワクしてます!」
リっちゃん:「前回よりもグレードアップして帰って来たいと思います!」
メグ:「英語を現地でいっぱい話して、英語を話すことに慣れて行きたいです!」
エリカ:「初めてのイギリスで不安もありますが、自分が知っている英語を最大限使おうと思います!」
フミ:「ドキが胸々してます! 初めての海外なので、メチャクチャ楽しんで来たいと思います!」
ユイ:「緊張してるけど、向こうで楽しい生活が送れるように頑張りたいと思います!」
マイ:「初めての海外でイギリスに行けて嬉しいです!楽しんで来ます!」


 成田空港を出発してから、9時間55分のフライトの末、僕達は、森の国フィンランドのヘルシンキ空港に到着しました。外の気温は1度。路面にはまだ雪も少し残っており、吐く息は白く、「北欧に来たんだなぁ!」と実感しました。北欧の人々は、男性も女性も共にとても背が高く、男子用トイレの高さやバスの天井も日本では見たこともない位とても高いものでした。

 ヘルシンキ空港では、イギリスポンドを使うことは出来ますが、おつりはユーロとなります。これも1つここに来て初めて知りました。さて、へルシンキ空港でハプニングがひとつ!なんと、手荷物検査を終えた後、「ロンドンヒースロー空港行きの航空券をなくしました!」と僕のもとへひとりの生徒があわてて連絡して来ました。こりゃ大変!すぐに手荷物検査をした場所に戻って、「チケットをなくしちゃったので、戻ってあたりを探してもいいでしょうか?」と係員に聞いたのですが、あいにくそれは許可されませんでした。しかしながら、「手荷物検査の際に荷物を入れたトレーの中に置き忘れたかも知れない」と伝えると、その生徒のチケットが入っているトレイを係員がすぐに見つけてくれて、ひと安心しました。

 さて、ヘルシンキ空港で1時間ちょっと休んでから、僕達は、ロンドンヒースロー空港行きのフィンランド航空AY995便に乗るために、空港内のバスに乗り込みました。そこで、なんとリっちゃんが、早くも英会話実践に自ら突入し、イギリス人のご婦人と「バッキンガム宮殿は見るの?」「ロンドン塔へは行くの?」「私は去年イギリスに来て今回が2回目なんですよ!」「エクセターで英語を勉強するんですよ!」などなど、積極的に英語で話すチャンスを活かしていました。リっちゃん曰く、「1秒でも多く英語を話すつもりでいます!」とのこと。英会話実践のやる気満々さを語ってくれました。

 フライト時間2時間20分で、僕達は、やって来ました United Kingdom へ! 空港のあちこちの標識にUKの二文字が書かれていて、もちろんのことですが、標識はすべて英語。「いやぁ~、本当にイギリスに来たんだなぁ!」とウキウキしてしまいました。そして、バスに乗り込み、途中30分サービスエリアでちょっと飲食しました。ポテトはイギリスでは、チップスです。ポンちゃんが、チップスを注文して見事フライドポテトをゲットし、Anything else? と聞かれて、手を横に振って「もういりません」を合図したりして、ここでも英会話実践が生徒達を待っていました。


 バスで延べ3時間半程ゆられて、僕達はホストファミリーが寒い中待ってくれている駐車場にようやく到着!皆さんとても温かく“Welcome to England!”とにこやかに生徒達を迎え入れてくれました。もうホストファミリーには日本語は全く通じません。ここから本格的な英語研修がスタートです!生徒達は、ホストファミリー宅で、どんな夜を過ごしたでしょうか?明日の朝、聞いてみることとしましょう。それでは、お休みなさい。