2015年度台湾セミナー 1日目

2016年3月28日

中1・9名、中2・6名、高1・28名、計43名は、待ちに待った台湾セミナー出発日を迎えました。集合もスムーズで、保護者の方や山田校長先生のお見送りにも明るさいっぱいの生徒たちでした。ハローキティのデザインで満ち溢れた機内では、周囲の方々へのマナーをしっかり守りつつ、友人たちの会話を笑顔で楽しむ生徒達でした。

台北は沖縄より南に位置するわけですが、到着時の天候は雨、14度と3月下旬らしからぬ天気でした。当初予定より20分遅れでしたが、13時50分に到着後、入国審査、手荷物受取など、事前指導通りの迅速な行動をとってくれたことで、15時30分からの、台湾の有名私立大学である淡江大学台北キャンパスの華語教育センターの「中国語入門と台湾の文化と生活」に関する湘南学園用の特別講座の開始に無事に間に合ったのでした。

自分の名前が中国語でどのように発音するのかを学んだ生徒たちは、自己紹介や簡単なコミュニケーションに役立つ表現を学び、大きな声でリピートしながら、楽しく練習を繰り広げました。淡江大学の皆様が用意してくださった「タピオカ・ミルクティー」を堪能し笑顔でもありました。第3日以降の現地校、中道学園での生徒との交流をイメージしながら、フレーズを覚える生徒たちは、第二外国語学習への入り口に立っていました。

到着当日の夕食は台湾料理の名店「欣葉」での台湾料理体験です。食文化豊かな台湾において、可能な限り安価な設定をすることにしてはいますが、豊かな体験を積み重ねるため、食事面においても最大限の手配努力を重ねました。台湾の地元の方々にも羨ましがられるような食事体験が続くのも台湾セミナーの魅力です。

ホテルに到着後、有志を募り、雨の中、寧夏夜市やスーパーマーケットへと向かった生徒たち、夕食後にもかかわらず夜食として台湾名物「魯肉飯」「鶏肉飯」を堪能する生徒たち。120円ほどで体験できる、アジアの地での屋台食に目を輝かせていました。

海外初渡航の生徒の「台湾は海外なのかもしれないけれど、自分が海外にいる感じがしないくらい、ここでは自然に分かり合えることが多い気がする」の発言が印象的でした。中国語での習ったばかりのフレーズを駆使しながら、屋台で買物をする彼から出てきた自然体の言葉。日本の近くから、グローバルな体験を広げていきます。

これから、「湘南学園台湾セミナー」は、いろいろ広がっていきます。どうぞお楽しみに。