湘南学園は「社会の進歩に貢献する　明朗で実力ある人間の育成」を目標に教育活動を行っています。グローバル化がノンストップで進行する中、湘南学園もグローバル教育を積極的に推進し、各種海外セミナーや国内研修をおこなってきました。また、ここ2年間で藤沢ロータリークラブを通じた海外留学も加わり、ますますグローバル教育が充実してきています。

さて、昨年の夏から、湘南学園ではロータリークラブを通じてスウェーデンからソルヴェ・サーデルホルム君をお迎えし、代わりに高校3年生の渡部さんをスウェーデンのイェーテポリに1年間派遣して日瑞の交流を深めてまいりました。今回渡部さんが留学を終えて帰国、卒業単位を満たし晴れて湘南学園を卒業することになりました。Grattis!（おめでとう！）

卒業式は湘南学園校長室にて、渡部さんと保護者に加え、学園長・校長・教頭・教務主任、諸先生方、そしてソルヴェ君の出席のもと和やかな雰囲気のもとで行われました。校長先生から卒業証書が手渡され、その後はスウェーデン留学の四方山話で大いに盛り上がりました。一年の留学を経て、圧倒的な語学力とグローバル感覚を身につけてきたということが感じ取れました。湘南学園の総合学習や教科教育で身につけた「人間力」と留学で身につけた「グローバル感覚」を胸に社会で大いに活躍されることを期待しています。最後に、教務主任から渡部さんに向けた特製の送辞が読まれました。送辞の中では湘南学園の中で留学の先鞭をつけてくれた渡部さんの功績を称えつつ、実は当初留学先がなかなか決まらなかったエピソードなどが披露されました。

渡部さんは留学中、スウェーデンからのレポートを寄稿してくれました。スウェーデン事情を知るのみならず、スウェーデンを通して日本を見つめ直すことができる内容です。是非この機会にお読み下さい。