2016年度 オーストラリアセミナー14日目

2016年8月1日

 ついに迎えたくない日がやって来てしまいました。ノックス校・メルボルンとのお別れの日です。集合時間の12:30までの間、学園生達は、ホストファミリーとの最後のひと時を名残惜しく過ごしたようです。リオの家庭では、今日のランチは、リオが作ったお好み焼きだったそうです。家族のみんなが喜んでくれたとのこと。学園生達はみな、メルボルンのもう1つの家族の一員になれたようですね。
 
 お別れはつらいものです。しかし、9月には、ここメルボルンで知り合ったノックス生達14名と、ここで大変お世話になったティナ先生とマーク先生が日本にやって来て、10泊11日間、今度は学園生宅にホームステイします。江の島や鎌倉遠足、柔道・剣道・茶道・囲碁・華道・書道などのカルチャー講座や英語の交流授業で、ノックス生達と一緒に素敵な時間を一緒に過ごすことが出来ます。早くも、日本に彼らが来た時には、こんなことをしよう、あんな所に連れて行こうと、オーストラリアセミナーのメンバー達はいろいろと考えているようですよ。
 
 メルボルン空港に向かうバスに乗り込むには、とても時間がかかりました。みんな目に涙をいっぱい浮かべながら、ノックスの皆さんに See you again in Japan in September! と言いながら、ようやくバスに乗りました。バスの中から手を振って、みんな号泣しながらノックス校を発ちました。ここでいただいた国境や民族の壁を越えた温かい人々の心を、学園生達は決して忘れることがないでしょう。そして、様々な人々と手を取り合いながら、戦争のない平和な世界を築ける主体者として、活躍してくれることと思います。僕達に素敵な経験をプレゼントしてくれたオーストラリアの皆さん、本当に有難うございました!