2016年度 ポーランド・リトアニアヒストリーツアー6日目

2016年8月23日

【6日目】
 今日は、リトアニア民族生活博物館を訪問しました。ここは、広大な敷地を有する野外博物館で、リトアニア各地の伝統的な生活を体感することのできる場所です。ガイドさんによる説明を聞いたり、民族衣装を着たり、民族音楽や舞踊に触れたり、馬車に乗ったりしながら、より深くリトアニアのことを知ることができました。
 
【7日目】
 今日は、ホームステイをしてくださっている家庭の生徒さんたちが通っている、「リトアニア健康科学大学(LSMU)付属ギムナジウム」を訪問しました。

 先方の校長先生からのご挨拶などをいただいた後、本校生徒代表2名による「藤沢について」と「湘南学園について」のプレゼンが英語で行われました。その堂々としたプレゼンに、会場からは大きな拍手が送られていました。
 その後、日本とリトアニアの生徒たちが、お互いの国旗をモチーフにした絵を描きました。これは、講堂に掲げられるということです。その他、日本やリトアニアを題材としたクイズ大会や、校舎見学等、大いに交流を深めることができました。そして、皆で昼食をとった後、名残を惜しみながら、美しく優しい街・カウナスとお別れしました。

 2時間バスに揺られ、ドルスキニンカイに到着し、ツアー2件目のホームステイが始まりました。まずは、皆で、ドルスキニンカイという地名の由来ともなった「塩」を使ったアクティビティをしました。その後、各ホームステイ先に分かれていきました。
 

 カウナスでの日々についての生徒の感想を載せます<順次掲載>。

<Y.M>
今回、初めてホームステイをした。
最初は、ものすごく質問がきてあまり分からなかったけどホームステイの子が、ゆっくりと言ってくれて少しずつ分かっていきました。
その家での飲み物はコーラかピーチティーでした。ものすごくコーラを進められて、3本ぐらい飲みました。
シャワーを、浴びる時熱くする方法を知らずに入ってしまって、冷たいシャワーを浴びて出ました、説明を聞いてやっとわかりました。

次の日は、夕方からバスケやサッカー、野球とかをしてものすごく楽しかったです、バスケがものすごく上手くて、ゲームで負けてしまいました。
家族は、ものすごく温かい目で、見守ってくれてて安心できました。
トランポリンが沢山ある場所に行きました。そこにはリトアニアの人が沢山いました、トランポリン楽しかったけど、飛んでるうちに段々と疲れ、地面に戻った時に体が重く感じました。
もうその時は、僕も家族の一員になっていました。
別れの日、たくさん喋って、最後にネームカードを交換してくれて、嬉しかったです。

<N.S>
今日はワルシャワを出てカウナスに行きました。
まずワルシャワで旧市街地を見に行きました。旧市街地ではたくさんのお土産が売っていました。特にポーランドやユーロの旗が多いと思いました。
ワルシャワで一番びっくりしたことは小さい子が僕たちに金をくれと言ってくるところです。日本では絶対ありえへん光景だと思いました。
カウナスに行くまではすごい森の中で日本ではありえないほど山がありませんでした。
カウナスに着いたら現地の人が待っていました。僕は英語でコミュニケーションを取れるか心配でした。しかし現地の人が分かりやすい英語を使ってくれて良かったです。

今日はカウナスの街を観光しました。
まず最初に第九要塞に行きました。そこには、杉原千畝のことや大砲などの第一次世界大戦や第二次世界大戦のことが展示してありました。第九要塞にはいろいろな部屋があり部屋の中で工夫されてると思いました。
次に日本などのアジアを研究している大学に行きました。そこには日本の大学から留学した人や日本語を勉強している人が多いため大抵は日本語がしゃべれました。
昼食を食べたあとはホームステイの人に街が見えるところや古い町を歩けるところに連れて行ってもらいました。とても楽しかったです。

<K.T>
この数日間で、印象に残ったことを書きます。まず、第九要塞です。第九要塞で、僕は色々とメモをしていたのですが、そのメモをした紙をなくしてしまったので特に印象が強くて覚えていることをかきます。第九要塞には当時のユダヤ人などの収容者が処刑場まで歩いた道がそのまま今も道として使われているところがあります。その道では、処刑場まで行くときに途中で倒れたりするとすぐに殺されるらしいのです。つまり、その道を歩いたユダヤ人は誰1人助からなかったのです。そして僕はその道を歩いて当時のユダヤ人の心情を思い浮かべました。その道はそんなに長くないため、殺されているところが少しは見えたのではないかと僕は思いました。そう考えるととても胸が痛みました。自分がそのユダヤ人の立場に立ったらとても辛いと思います。ですから、この歴史を繰り返してはいけないと思いました。
次に印象に残ったのはリトアニア民族生活博物館です。そこで、僕たちはリトアニアの民族衣装を着て伝統的な踊りを踊ったり、楽器を演奏したりしました。当時のリトアニアにいるようで面白かったです。
そして最後に僕が泊めさせていただいたホストファミリーについて話します。父親と母親そしてその息子が二人という家族構成で、カウナスに住んでいます。僕はホストファミリーと一緒に旧市街と湖とカウナス城とショッピングモールに行きました。その中で一番印象に残ったのは湖です。ホストファザーがモーターボートを持っていてそのモーターボートを運転させてもらいました。そしてチータスという14歳のホストファミリーの子供がサーフィンにのってそれを船で引っ張ってました。とても風が気持ちよく面白かったです。
<S.S>
今回、カウナスの1つの家庭に同学年の1人と一緒にホームステイをし、とても親切にしてもらいました。
お父さんはとてもお茶目でノリが良くて、沢山の飲み物を勧めてくれてたのしかったです。ちなみに、その飲み物というのは、白樺の木のジュース、ビール擬きなどのの物を勧めてくれました。
お母さんは、とても優しくて料理やお菓子作りが上手で、朝ご飯や、晩ご飯がとても美味しかったです。そして、いつもクッキーをたべさせてくれました。それに、買物に行った時に、沢山の商品を勧めてくれました。
そしてヴィリウスは、とても積極的に話しかけてきてくれて、自分としてはとてもうれしかったです。
家族の人と話してる時、言語の事は少し困りはしましたが、HS先の人達も沢山話しかけてきてくれたので此方も出来る限り頑張りました。
今回、ここのHS先の人達と出会えて、とても良かったと思っています。
<S.N>
ホームステイでは色々なことがありました。
まず、初日からから体調が悪く、車で集合場所まで送ってもらいました。その後、ホームステイの家族と会いました。車で家に帰ってご飯を少し食べてすぐに寝ました。
次の日、ご飯を食べて集合して第九要塞に行くはずが、とても体調が悪く家で休ませてもらいました。第九要塞は、自分で調べてパワーポイントで発表したところだったので少し残念でした。数時間寝た後、体調が良くなりましたが病院に行くことになり5分くらいのリトアニアの中で大きい病院に行きました。原因は、脱水症状で毎日水を2L飲めと言われました。病院から帰る途中ホームステイの方がで水を2L買ってくれました。帰って、家族とバトミントンやUNOをやりました。とても楽しかったです。その後、ご飯を食べ水を2L飲んで寝ました。
3日目は、トランポリンに連れて行ってくれました。とても広くて日本では見たことがありませんでした。とても楽しかったです。何時間も遊びました。
最終日は、家族全員と一緒に写真をとって学校行きました。昼食を全家族と食べ別れました。
少し慣れてきたところだったのでとても残念でした。
ホームステイはとても楽しかったです。
<H.H>
8月20日 僕はhomestay先の結婚パーティーに行きました。初めはとても緊張しましたが、たくさんの大人と会話するうちに途中からパーティーを楽しむことが出来ましたまた、パーティー会場が室内ではなく、お花がたくさん咲いた大きな公園で歌を歌いながらごはんを食べたことにとても驚くとともに、初めて結婚パーティーに参加してこんなにも盛大にやるとは思いませんでした。そして、こんなにもリトアニアの人たちは、他人である僕に、親切に接してくれるなんて思っていなかったのでとても感動しました。
最終日は、朝起きたら庭でお父さんと話をしながら犬をずっと触っていました、とても充実した日だと思いました。
<T.M>
第九要塞は、地下で寒く薄暗かった。第九要塞ではたくさんの人が殺されたと言っていた。なかでも印象に残ったのは、子供の殺し方で粉々にすると言っていた。戦争では戦っている人以外にも普通の子供とか殺されてしまうことがわかった。
カウナスで僕は3人家族の家にホームスティした。僕は鼻水がたくさんでていたのでティッシュを買ってきてくれたりして、優しい家族だった。1番楽しかったのは、お寿司を食べたこと。日本の寿司とはちょっと違ってのり巻きみたいなものの上にサーモンなどが乗っていた。美味しかった。ホームスティはとても楽しかった。
<H.M>
【三日間で感じた日本とリトアニアの違い】
庭の広さ、庭の広さが日本の2倍ほどあるので公園に行く必要がないと思った。
家と家などの間隔、家と家の間隔が凄く大きいのでどこに行くにも車が必要だと思った。

【第九要塞を見て】
ヒトラーがいかに残虐かはネットで調べて分かってはいたがやはり行かなければ分からないことが沢山あった。例えばネットでは出てこない本当にユダヤ人が使っていた服やカバン、靴等を沢山見ることが出来た。そして本当にヒトラーの様な事は2度と起こしてはならないともう1度噛み締めることが出来た。

【ホストファミリーと過ごして】
皆さんとてもいい人で初日は緊張、疲れ共々すごくあってあまりコミュニケーションは取れなかった。しかし二日目以降はあちらから翻訳機を活用しながら積極的に話しかけてくれた。それでこちらも翻訳機は使ってしまったけど、何とか英語で会話をしようと心がけることが出来た。
一番面白かったのはトランポリンパークでした、トランポリンパークでは自分のホストファミリーだけではなく他の家のホストファミリーや現地のリトアニア人などと仲良くなれてとても嬉しかった。

<M.K>
カウナスのホームステイ先はとても優しく楽しい家庭でした。トランポリンにも行ったりして、とても楽しく過ごせました。第九要塞に行って印象に残った事は赤ちゃんや小さな子供をとても残酷なやり方で殺していたという事です。どうして子供というだけで殺されなければならないのか、どうして残酷な殺し方をしたのかと疑問に思いました。二度とこのような事が起きてはならないと思いました。
<H.U>
カウナスでの3日間のホームステイは自分にとって良い経験となりました。ホストファミリーの方々にはとても優しくして頂きました。最初は緊張して出川イングリッシュ以前に言葉も全然出ませんでした。ですが相手から話しかけてくれる事が多かったので正直、話しやすかったです。2日目くらいからは次第に自分から話しかける事が出来るようになりました。思ったより英語で話す事が、小さな事からでも出来ることに気づきました。プレゼントを渡したらとても喜んで貰えたので、嬉しかったです。お母さんが日本茶好きだったので何度か緑茶を出してもらいました。少し味が薄かったですがしばらく日本茶を飲んでいなかったので懐かしく感じました。以前メールで「ツェペリナイが食べてみたい」と送ったのでツェペリナイを作ってもらったのですが、残念ながら自分の口には合わず一時は危なかったのですが自分が注文したので残す訳にはいかないので頑張って食べきりました(2個です…)。まさかポテトがあんな味になるとはおもってもいませんでした。1日目の夜、大きなアスレチックのある公園に連れて行ってもらったのですが、日本ではなかなか経験出来ないようなアスレチックばかりでとても楽しかったです。他にも日本ではあまり体験出来ないような事をさせてもらったので、ホストファミリーにはとても感謝しています。ドルスキニンカイでのホームステイも頑張りたいです。