2017年度 カナダセミナー7日目

2017年7月26日

 澄み渡った青空のもとカナダセミナーも第7日目を迎えました。

 本日のテーマはカナダの歴史や文化について詳しく学ぶ一日となります。午前中の授業では、シャーロット先生よりアルバータ州でも重要となるカナダの人種や先住民、貿易や移住の問題、交通手段の方法などを歴史をさかのぼって詳しく説明を受けました。レッスンではシャーロット先生の説明に合わせてアシスタントの学生のコビアがプロジェクターを使いながら映像やポイントとなる重要単語を示してくれました。
 
 例えば先住民という意味を持つ言葉にもFirst Nation, Aboriginal, Nativeなどの複数の単語があります。またカナダの歴史を理解する上でキーワードとなる単語としてTreaty, Fur Trade, Pelt(animal fur),Agricultue, Settler, Prairies(flag grassy land), Voyager, Cowboy,Livestock(animals on a farm), Hudson’s Bay Company(Canada’s first company established in 1670 as a fur trading company)など色々な単語がテキストに登場します。生徒たちはシャーロット先生からの詳しい語句の解説を聞きもらさぬよう懸命に聞き取った後、それぞれの単語を含んだセンテンスを作ってみる練習に挑みました。

 カナダはかつては農業が貿易の重要な取り引きの一つとして営なまれてきましたが、外貨も多く稼げることから今では石油が重要な貿易の要素に変わってきたことなども学習しました。セミナー中盤にもなると一つ一つの単語の意味をいちいち辞書で調べようとするよりは、どの生徒たちも先生からの説明を耳から聞き取って、理解しようとする姿勢に変化しているようです。
 
 午後の授業は、指定されたカナダの州について二人一組になりプレゼンテーションする課題があたえられました。それぞれのペアに配布された英文を読み込み、人口や気候、主な産業などを模造紙にまとめていきます。午後のレッスンの途中では毎年恒例の地元のラジオ局を訪問し、代表生徒がキャスターからのインタビューに答え、夕刻に放送されることになりました。収録されたインタビューの放送は午後3時35分に地元エアドリー地区に流されました。

「カナダはとっても澄んだ空気で過ごしやすく、残りのカナダでの生活を満喫したいです!」
と流れると、レッスン教室で待機していた生徒たちから歓声があがりました。
 
 明日は、ホームワークとなったカナダのプレゼンテーションや日本文化の発表のレッスンが待っています!