「第3回ユネスコスクール神奈川県大会」が開催されました!

2017年10月5日

 9月3日(日)に 本校を会場として「第3回ユネスコスクール神奈川県大会」が開催され、県内外のユネスコスクール関係者をはじめ、70名程の方々にご参加いただきました。
 
 今回の大会では、「学校と地域をつなぐESD」というテーマを掲げ、「パネルディスカッション」「佐藤隆都留文科大学教授の講演」「ユネスコスクール活動報告」「全員参加型ワークショップ」などが行われました。
 
 「パネルディスカッション」では、「高2研修旅行後に『東北部』をつくった本校卒業生」「『藤沢×東北被災地でつながろう考えようサマープログラム2016』に参加した本校生徒」「首都圏の中高生が考える『鹿児島県鹿屋市が抱える100の課題』チャレンジ事業(かのや100チャレ)」に参加している本校生徒」「熊本地震被災地視察に参加した本校生徒」「『ポーランド・リトアニアヒストリーツアー』に参加した本校生徒」「カンボジアの子どもたちに英語を教えるボランティア活動をしている本校卒業生」が、それぞれの活動内容について報告したあと、コーディネーターや会場の方々からの質問にこたえるという形で進めました。
 
 生徒・卒業生たちは、それぞれ、自分の言葉で語り、教員からみても返答が難しいのではないかと思われる質問にも的確にこたえていました。それぞれの活動を通じて成長したのだということがハッキリと分かった時間となりました。
 
 それぞれが興味・関心のあることに真剣に取り組み、他者の話を聞き、社会とつながり、自分の考えをまとめ、自分の言葉で発信し、そこでいただいた意見等を参考にして考えをさらに深めていく・・・。こういったサイクルが、個々人の成長につながっていくものであると思います。今回登壇してくれた生徒・卒業生たちは、そのようなサイクルの真っ只中にいるのだということがいえるでしょう。そして、それは、持続可能な社会の担い手を育成する教育である「ESD」そのものといえると思います。湘南学園の教員としては、「湘南学園ESD」が着実に根付きつつあることを実感できました。