オーストラリアの姉妹校ノックススクールからの中期留学生との交流 その3

2018年2月7日

 ノックススクールからの2名の中期留学生が来日してから早くも約1ヶ月が経ち、今日は残念ながらお別れの日を迎えてしまいました。羽田空港には、ホストファミリーの皆さんが、彼らのお見送りに来てくれました。「また、必ず日本に来てね!」「来る時は連絡してね!」「今度はうちにも泊まってもいいからね!」など、ホストファミリーの皆さんからとても嬉しい別れの言葉と将来の再会の約束を戴き、日本での生活を満喫したMくんとJくんは、メルボルンへと帰って行きました。
 
 日本滞在中、ホストファミリーと一緒にお正月を過ごしたり、日本語が出来る彼ら二人は、通常の湘南学園での授業に参加して学園生と一緒に授業を受けたりした他、週末は二人で箱根旅行に出かけたりもしました。また、とても嬉しい話なのですが、合唱コンクールの舞台にも立ち、クラスの仲間達と一緒に日本語の合唱曲を歌うことが出来ました。当初は、合唱コンクールについては、クラスでの練習には参加するが、コンクール当日は舞台には立たない予定でした。しかし、彼らを受け入れてくれたホームルームクラスの生徒達と担任の先生から「是非、コンクール当日に一緒に舞台に立って歌いたい!」という強いリクエストを戴き、その要望を合唱コンクール実行委員会が快く受け入れてくれたため、彼ら二人が、コンクール本番の舞台に立つことになったのでした。その上、なんと、彼らが所属したクラスが、高校合唱コンクールの銀賞に輝き、この経験が、来日の大きな思い出のひとつになったようです。
 
 短い期間でしたが、彼ら二人は、湘南学園生に、人と人の温かいつながりというとても大切な宝物をプレゼントしてくれました。本当に有難う!