将棋部・中学団体戦冬季県大会で準優勝!

2019年1月10日

 将棋部は、今年度の公式戦で数々の成果をあげました。春の高校県大会団体戦で準優勝、前部長が夏の全国大会個人戦ではベスト32に入りました。中学団体戦でも文科杯で東日本大会への連続出場をはたしました。
 そして12月に実施された「第27回神奈川県小中学校将棋大会」で、出場4チームのうちAチームが王位戦で準優勝を達成しました。
 

 この大会は1チーム3名制で、今回は134チームが参加しました。王位戦・上級戦・中級戦・初級戦と棋力別のリーグ戦に分かれて1日で5局を戦い、朝から夕方までみっちりと団体戦を経験できる重要な大会です。


 その最上位の王位戦は各校の有段者が集まる最強リーグであり、優勝はまたも栄光学園Aチームでした。小学校全国優勝者も含むメンバーは全員が5連勝と圧倒的でした。
 本校Aチームは、まず一番手の中2の矢野が、小学校時代から全国・東日本大会出場歴の続く強豪です。二番手の中3の菊田は中1入部時は初心者でしたが、ひときわ研究熱心で棋力向上の著しい有段者です。三番手の中3北澤は中3入部のスタートで、やはり研究と実戦に励んで急激に棋力を伸ばしました。格上の有段者に大事な勝利も得て貢献したのです。
 他の3チームの部員達も各自の反省とともにその活躍に大いに刺激されたことでしょう。この実績は8日の全校朝礼の表彰で披露されました。

 11月から新たな部活のコーチもお迎えし、定跡や手筋のより詳しい指導を頂けるようになりました。プロ棋士によるご指導対局を頂ける機会にも恵まれています。初心者からの入部が大部分ですが、向上心を深めて棋力を大いに伸ばす諸君もいます。
 自主研究や挨拶マナーの徹底も大切に、「考えぬく力」や「大局観」を養い、将棋を通じて対人関係を豊かにしていってほしいと願っています。