ライフセービング愛好会 大会報告

2019年9月5日

8月31日、9月1日の二日間で、伊豆の下田外浦海岸にて全日本ユースライフセービング選手権が行われました。外浦海岸は白い砂浜で海水もきれいなリゾート海岸としても知られる海岸です。しかも、当日は晴天!絶好の大会日和となりました。

今大会は高1男子2名(新井くん、遠藤くん)と中2女子1名(鶴野さん)が参加しました。エントリーしたのは、男子はパドルボードレース、サーフレース、ボードレスキュー。女子はニッパーボードレースです。

男子2名は予選、準決勝ともになんなく通過し、決勝進出を決めました。2名中、2名が決勝進出ということは、日体荏原さんや成城学園さんなど、多くの選手を送り込んできた学校が決勝進出者はゼロということからも、すごいことだということが分かります。やはり、日ごろから海に親しんでいるということが大きなメリットとなりました。都会のチームにはない環境がこの湘南学園にあることを改めて感じました。決勝ではスタミナ不足もあり、思うようなレースが出来ませんでした。技術同様、決勝を勝ち抜ける体力も今後は培っていかないといけないと思いました。とはいえ、ふたりはまだ高校1年生。今後に期待したいです。


女子で唯一参加した鶴野さんは、ダンス部にも所属し熱心に活動しています。普段はダンス部の活動を中心にしていますので、ライフセービングの練習にはなかなか参加できないこともあり、悔しい思いもしましたが、ひたすらにボードをパドルする姿は素晴らしかったです。

 

湘南学園の屋上から見える片瀬西浜海岸は、ライフセービング発祥の地として全国のライフセーバーの憧れの場所です。そんな環境に湘南学園があり、ライフセービング愛好会が設立されました。人数こそ3名と少ないですが、この3名の参加はユースの大会に止まらず、日本のライフセービング全体に影響を与えることだったと思います。