将棋部・高校新人戦関東&全国大会へ出場!

2019年12月7日

 将棋部は、今年度の公式戦も数々の成果をあげてきました。

 部長の高2矢野葵は、春~夏の全国高校将棋選手権で、女子の部県大会で準優勝し、佐賀県開催の全国大会に出場しました。そして秋の全国高文連将棋新人大会で、女子の部県大会に優勝し、これから冬季に千葉県関東大会と福島県全国大会に出場します。中学時代に続く大きな実績です。

 更にもう一人の女子部員の高2武村が新人戦で県大会第3位となり、関東&全国大会に矢野とそろって出場します。盤面に向かって全身で集中する対局姿が感動的でした。

 男子の部は200名以上の規模で神奈川県は全国クラスの強豪がひしめく激戦区ですが、高1菊田が県大会第4位(高2以下新人で第2位)となり、関東及び全国大会への出場を決めました。大快挙です。中1初心者入部で高1で四段、県内屈指の強豪に仲間入りです。棋書を次々読破し、道場や大会などで武者修行を重ねる向上心がすごいです。

 菊田と中3矢野温は、大人も交じる将棋市民大会に年間を通して参加し、全国につながる県大会も含めて優勝や入賞を重ねています。副部長の高2土本も夏の県大会有段者リーグ戦で決勝トーナメント戦に進み、この3名がともに四段のライバル関係にあります。

 人数の多い高1も、今年度の大会で昇級者が続きました。中3初心者入部の北澤が高1で早くもA級有段者リーグ入りしたのは特に頼もしい成長ぶりです。
 

 一年前からアマ強豪の藤田純一氏を部のコーチとしてお迎えし、定跡や手筋のより詳しい指導を頂けるようになり、部員達の棋力向上に大いに貢献していただいています。

 毎回の部活では、詰将棋の練習、部内リーグ、指導対局、プロ将棋実践譜の研究などを進めています。現在の棋力には一定の差もありますが、和気あいあいとした雰囲気で部活を行っています。中2や中1の今後の棋力向上も大いに期待されます。

 自主研究や挨拶マナーも大切にして、「考えぬく力」や「大局観」を養い、将棋を通じて対人関係を豊かにしていってほしいと願っています。