カナダセミナー7日目の報告

2023年7月27日

 本日は、カナダセミナーの参加者たちにとって、とても楽しみにしているバンフへの1日観光です。

 ここカナダでも連日暑い日が続いており、昨日午後の Butterfield Acres でのアクティビティでは30度を超える暑さとなりました。参加生徒たちは、頭にとっさに思い浮かんだ英語で “Shiny! (「日差しが強い」を意味してるのか?)” と口ずさみながら、珍しい動物たちの見学や牛の乳搾り体験を楽しんでいました。男子生徒の中には、周りから聞こえてくる Shiny の言葉から、カナダ人の女子生徒に、“But, you are shining”(「だれど君は輝いている」)といったジョークを飛ばすことができるほど、英語を話すことに自然と抵抗がなくなってきたようです。
 
 さて、本日のバンフ観光は、昨日と同様に天候に大変恵まれました。朝晩は多少冷えますが、午前中のルイーズ湖でのハイキングにはとても適した気候です。2017年度にカナダセミナーでバンフを訪れたときには、カナダは建国150周年を迎え、1年間カナダ中のすべての国立公園の入園料が無料となっていました。バンフは国立公園内にあるため、コロナ後となって訪れた今年も多くの外国人観光客でにぎわい始めています。世界的にも有名なルイーズ湖のエメラルドグリーンの美しさや背景となる山々の壮大な景色は圧巻で、生徒たちは1時間程のハイキングを楽しみ、アルバータ州の大自然を満喫できたようです。


 その後生徒たちは、各々のホストファミリーから持参したお弁当をバス内で食べた後、午後の活動としてショッピングを楽しみました。バスで1時間ほど乗車すると突如現れるのは、ダウンタウンに位置するバンフアベニューと呼ばれる大きな商店街のような通りです。日本で言うところの表参道や原宿といった観光スポットと言ってよいでしょう。とてもたくさんの土産店が建ち並んでおり、生徒たちは、お洒落なキャンディーショップでメープル味のキャンディーやチョコレートを買ったり、カナダのデザインが入ったTシャツやバンフ記念のぬいぐるみを買ったりと、各々にバンフでのショッピングを満喫してホストファミリーのもとへと帰っていきました。

 毎日の活動を通して、湘南学園生とカナダ人の生徒たちとの関係は日に日に深まっているようです。一日の活動を終えると現地の学校へホストファミリーのご家庭が迎えに来てくれるのですが、そんな待ち時間に垣間見えた大変素晴らしい光景をご紹介します。
 
 日本に訪れる外国人観光客の中で人気のあるお土産の1つに、自分の名前やニックネームを漢字入りの印鑑として持ち帰るお土産があります。そんなことを知ってか知らずが分かりませんが、カナダ人の生徒のレンラ (Lanla) ちゃんに学園生の一人が筆ペンで日本版の名前を考えて書き方を教えてあげていました。彼女は書道部と言うこともあり、字がとても綺麗で達筆です。どんな響きが良いのか、そしてどんな意味を持たせたいのか。そんなことを考えていくつかの漢字の候補の中から選択してもらったようです。そして出来た日本語版の名前は“鈴楽”。クラブ活動を通してつちかった日本での学校生活の実力が、ここカナダで発揮された瞬間です。
 
何気ない一時ですが、まさに“真の国際交流の姿”として、大変素晴らしい光景に出会うことができました。

 これからもこうして自然発生的に沸き起こる日常のささやかな国際交流の姿にも、是非注目、期待をして待ち望みたいと思います。