明治大学の図書館・博物館を見学してきました!

2023年10月14日

春に企画した大学図書館見学(神奈川大学)に続き、秋休みは明治大学の図書館・博物館を訪問しました!今回は図書委員会だけではなく、中学1年から高校2年まで、26名の希望者が参加しました。
 
 まず訪れたのは杉並区にある明治大学和泉図書館。グッドデザイン賞受賞のとても美しい図書館で、学生たちからも愛される和泉キャンパスのシンボルです。人文科学・社会科学分野を中心に約38万冊の資料を所蔵し、地上4階からなる建物はフロアごとにゾーニングされています。入口に近い所には気軽に利用できるラウンジや、グループワーク用の部屋があります。そして奥へ、上のフロアへ進むにつれ、自習スペースや研究者個室など、より静かな環境を提供できるよう工夫されているそうです。
 「照明やイスの形などまで工夫されていてすごい」「難しいけれど興味をそそられる本ばかりだった」「こんなところで学生生活を過ごしてみたい!」生徒達もすっかり魅了され、短い時間でしたが学生気分を味わうことができたようです。

大人気の学生食堂で昼食をとった後は、駿河台キャンパスに移動して明治大学博物館を見学します。ここでは、本学卒業生でもあり博物館学がご専門の井上由佳先生(文学部准教授)、そしてゼミの大学院生の方々に案内していただきました。
 明治大学の博物館には「刑事部門」「商品部門」「考古部門」の3つの常設展示があります。予想以上に充実した展示内容に、生徒達も驚くばかり。「この伝統工芸、名前は知っているけど現物を見るのは初めて」「教科書で見たような埴輪や土偶、古文書がある!」「西洋のギロチンも怖いけど、江戸時代の刑罰の道具が思ったより生々しかった…」
 展示を見た後は、この日のために学生さんたちが準備してくれたワークショップの時間です。自分が気になった展示物をスケッチし、インスタグラム風の紹介シートを作ってプレゼンしあいました。それぞれ着眼点が異なり、楽しいひと時となりました。

ツアー解散後には有志の生徒たちと、すぐ近くの「本の街」神保町で古書店巡りをしました。中でも老舗の「秦川堂書店」さんでは、江戸~昭和期の古地図や古い絵葉書、観光パンフレットや鉄道時刻表などが数多く取り扱われており、生きた歴史資料に生徒たちも大興奮!
文化の秋を大満喫する、素敵な1日となりました。