高2漢文の授業に中国からの留学生が参加しました(⌒∇⌒)

2024年1月30日

藤沢市友好都市の中国雲南省昆明市から日本語を学びに来ていた大学生2名(雲南大学滇池学院日本語学科)が授業に参加しました。ちなみにこのクラスには、フランスからの1年間留学生とアメリカでの1年間留学を終えた生徒がいます。
最初は約3分で実施する古文単語テスト。生徒たちと一緒に取り組んでもらいました。次に20分ほどの通常授業。今は『史記』の一部を読んでいるのですが、いつもと同様の進行をしました。文章の音読、語法や現代語訳などの確認をしながら「この言動・描写の意味は?」といった発問をし、数分間の対話時間・BYODを活用した調べ学習時間を確保したのちにclass全体での意見共有をおこなっていきます。留学生たちの近くに座っていた生徒たちが教科書を見せてあげてくれました。最後はお待ちかね、25分ほどの留学生たちからのプレゼンテーションです。昆明市の文化や魅力・中国にいる仲間たちとの日常生活の様子を話してくれました。続く「漢字(単語)クイズ」はとても盛り上がりました。たとえば「大変」という言葉の日本と中国における意味の違いをクイズにしたもので、解答が示されると「へぇ~」「おぉ~」といった声が教室にあふれました。
個人的には、二人の日本語がとても上手であったこと、将来的には日本と中国をつなぐ「架け橋」となりたいとの自己紹介をしていたことが特に印象に残りました。