第170回 成人のお祝いの集い:成人式後に大結集(2)

2011年1月13日

卒業生の諸君は、それぞれの地域で開かれた成人式に多くが出席した後で、学園に集まってくれました。そこでホール集合は16時30分でした。

振り袖姿の女性達は、一人ひとり美しくあでやかでした。スーツに身を固めた男性達は、すっかり大人びて頼もしい感じでした。自分の息子は三年前、娘は昨年に成人式を経ましたが、この日の重みを改めて感じました。

卒業生代表の佐枝さんが事情で遅れて、ダンス部リーダーだった毛利さんの司会で始まりました。私からまずお祝いの挨拶をさせて頂き、続いて学年担当だっ た教員スタッフの中から、池田、野々内、福田がお祝いとはなむけのスピーチをしました。続いて全員を撮る記念写真となりましたが、あまりにも多数でカメラ になかなか収まらず、苦労しながら連写しました。
賑やかな雰囲気の中にも、かつて生活を共にし今後の人生に向かう者同士の連帯感が満ちていると思われました。その後クラス毎やクラブなど親友同士で、また晴れ姿の男女で思い思いに写真を撮ったり、歓談の時間が続きました。

その後校内を後にした一行は、藤沢駅近くに特別に用意した次の会場へ移動しました。様々なアトラクションが用意され、あとから合流した人達も含めて 120名近い卒業生が結集して、楽しい時間を共にしたと聞いています。この良き日には、遠く新潟や関西の大学に進学した諸君も参加していたようです。

自分自身も先月、高校の同窓会がありました。実に36年ぶりに合うクラスメイトもいました。懐かしさもひとしおであり、それぞれの長い人生の軌跡を少し知り合い、これからも健康に気をつけてまた定期的に再会しようとの約束を交わしたのです。

若者の就職をめぐる情勢が一段と厳しくなった昨今、今回集まった卒業生諸君も、大きな不安の中でそれぞれ模索を続けているはずです。同窓の仲間とのつな がりも支えにして、それぞれが輝ける場所を必ずやつかみ、時には希望の修正や挫折の克服も糧にして、幸せを築いていって欲しいと願っています。