第155回 冬休み前:中1と高1が「学年の日」を実施(その2)

2010年12月10日

冬休み前:中1と高1が「学年の日」を実施(その2)

神奈川県内の近隣に、こんなひなびた、懐かしい景色がありました。
横浜市営地下鉄線のある駅で降りて、徒歩1分の所で撮った写真です。小川が流れ、田圃が広がり、紅葉もおとした大きな木の傍には水車がありました。
少し寂しいけど温かさも感じられる、日本の原風景のひとつと思われました。晩秋~初冬の季節にも、人里は独特の風情を示してくれます。

高校1年も、中1と同じ12月20日に「学年の日」を実施する予定です。
9月には「学年の日委員会」が発足し、生徒の総意を反映させたイベントにするべく、これまで話し合い、準備を重ねてきました。
今回の行事の目的は、「学年での親睦を深めるとともに、来年度に最高指導学年の高2として、全校の後輩達をリードし学校行事を盛り上げていける力を養い たい」とされています。責任感、積極性と自覚を養い、マナーやルールを守れる集団を指導する力をつけたい、とのねらいが示されています。

内容は斬新です。<みんなでお料理対決>(!)と称して、学年全体をクラスの枠を越え22班(1班は8名)に編成し、自分たちの考えた献立で野外炊事を 行うというコンセプトです。行き先は、バスで片道2時間弱の、自然豊かで広大な施設です。雨天でも行える所ですが、好天に恵まれることを祈っています。

冬休み前最終の12月22日にも、さらに高1は<特活報告会>を 行います。先月36班に分かれ、広範なジャンルで働く社会人の方々を訪問して学んだ「校外フィールドワーク」について、全ての班が資料を用意して学年全体 の前で報告するのです。パワーポイントの活用などプレゼンテーションにも工夫をこらして、班毎に力を合わせて皆の前でレポートし合うのです。
こうした機会は、将来に大学生や社会人となった時に、きっと役立ちつながっていく経験になります。年末に重要なイベントが続く高1ですが、各自充実した取り組みになるように期待しています。