第801回 英国・カナダ・豪州~海外セミナーの説明会

2013年12月11日

後期中間試験が終わったこの時期に、海外セミナーの次回実施へ向けた説明会が相次いで開かれます。7日土曜日の「イングランドセミナー」、21日土曜日の「カナダセミナー」及び「オーストラリアセミナー」の説明会です。

 

英国セミナーは、今年度終わりの春休みに、第2回が実施されます。英語の本場であり、ヨーロッパ圏では本校初のコースです。
拠点となるのはエクセター市。ロンドンからバスで3時間ほどの地域にある海岸沿いの町です。昔ながらの大聖堂があり、有名なパブなど建物や街の様子は強烈にイギリスの郷愁を感じさせてくれるそうです。
ここで、高2・高1・中3・中2の学園生30名以内の予定で、じっくりと9泊10日の英語研修を行います。EFLによる英語の授業、市内観光や現地生徒との交流がメインです。ロンドンのバッキンガム宮殿や大英博物館など英国の由緒ある歴史建造物もいくつか訪問します。英語力を高めるのが第一の目的ですが、文化の多様性や異文化への理解を深めるのも重要な目的であり、英国訪問を通じて西欧社会の長い歴史と重みある伝統にも触れてほしいものです。

 

カナダセミナーと豪州セミナーは、毎年7月下旬~8月上旬に同じ日のスタートで、それぞれ約2週間の設定で実施しています。次年度も同様です。
カナダセミナーは、高2・高1・中3の生徒が対象で、今回は節目の第10回を迎えます。西部アルバータ州、ロッキー山脈の大自然と素晴らしい景観に恵まれたエアドリー市で生活します。ESLで英語を学び、カナダならではの多彩な校外活動が用意されます。英語レッスンも野外アクティビティも、現地の中高生との交流がふんだんに組まれます。英語力にやや自信がなくても参加でき、英語のスキルと意欲の大アップが期待できる魅力的なセミナーです。

 

オーストラリアセミナーは、高2と高1の生徒が対象で、今回が第5回になります。このセミナーだけは参加希望者が定員を越えた場合は学力考査を経て参加者を選出します。メルボルン市のノックス校における授業と様々な交流プログラムを経験し、ホームステイは一家庭一人ずつを基本とします。現地の生徒達や家族の方々とのコミュニケーションは相当に深まります。本校と友好協定を結ぶノックス校とは、秋に豪州からのジャパンツアー受け入れを交換で行っています。個人留学の相互往来も定着し、来年2~3月にも高2学園生の男子1名が、約2か月の留学で豪州&ノックス校へ向かいます。

 

3つのセミナー全てで、前回も参加した諸君は大きな感動と達成感を得ました。そして、これからの学習や交流への強い意欲が育まれました。次回の実施へ向けて、どのセミナーを選ぶかお迷いのケースもあることを踏まえ、前回の様子も紹介しながら、続けて説明会を設定しています。

 

これからも、本校の海外セミナーは、グローバル社会の進展を視野に入れてプログラムの充実を図っていきます。まずは英語圏の訪問国を中心に、異なる文化と社会に暮らす、同世代の若者や地域住民の方々との交流を豊かに展開していきたいと考えています。