第816回 学園全体に分散しての合唱練習

2014年1月15日

合唱の楽しさを知ったのは、自分は小学生の時です。

長野県松本市の小学校に6年生の最初までいました。校歌や県歌「信濃の国」を事あるごとに歌い、毎日帰りの会でも歌がある学校でした。NHK「みんなのうた」に親しんでいました。
大作曲家の中田喜直先生が、この母校を訪問して下さる機会があり、その前で名曲『夏の思い出』の合唱を披露した時に指揮を務めた経験は宝です。

 

その後は合唱から遠ざかりましたが、教員になって生徒達のコーラスに接して感動がよみがえりました。NHKの全国学校音楽コンクール=Nコンの素晴らしさにもはまって約10年です。そしてわが学園中高の合唱コンクールを毎年ドキドキする思いで迎えています。

 

合唱コンクールの当日まで、あと9日間です。
今週の火曜日から前日の木曜日までの期間は、連日放課後に、湘南学園全体の様々な場所をお借りして、実行委員会により練習場所のローテーションが組まれています。広い空間や狭いスペースなど様々な場所で音響や配置、入退場などを確認しながら練習します。以下の場所で20分ずつ3コマか30分ずつ2コマで練習時間帯が組まれています。

【教室以外の練習場所】
中高音楽室、中高ホール、サブアリーナ、ラウンジ前ドライエリア、正門前ドライエリア、小学校音楽室、幼稚園さくら1、幼稚園さくら2、幼稚園すみれ1、幼稚園すみれ2、幼稚園ホール

この期間は毎年、学園の小学校や幼稚園にもご協力を頂いています。いくつもの場所をお借りして移動練習するのです。入退室時のあいさつや用具使用のマナーなどをしっかりと行うように指示しています。

 

今年は例年よりインフルエンザの流行が、現時点では少ないのはホッとします。まずクラスの皆が出来るだけ健康を保って練習を進め、揃って本番を迎えることができるように祈っています。