第818回 ノックス校からの先生方の湘南学園訪問

2014年1月17日

湘南学園中高の海外セミナーのプログラムのうち、特に深い相互交流を実現できたのは、オーストラリアのメルボルン市にあるノックス校との関係です。 本校と同様に幼小中高のある総合学園であり、人間愛と魅力にあふれる温かな校風の私立学校です。相互の団体ツアーと個人留学を通じて、湘南学園との間に姉妹校としての絆を深めてきました。

 

本日、そのノックス校からお二人の女性の先生方が来園されます。学園生が豪州セミナーで毎年お世話になっている、ルーク君のお母様であるユーモアたっぷりのティナ先生と、おもにノックス幼稚園で教えていらっしゃる若くて素適なリサ先生です。在校生のご家庭と学園教員宅でホームステイして頂き、25日まで学園と日本に滞在されます。
この間、学園中高で英語・書道・家庭科・地理などの授業に入って頂き、24日の中高合唱コンクールも見学して頂きます。また学園の幼稚園と小学校の校舎や授業も見学して交流して頂きます。東京や鎌倉への観光もはさんで可能なおもてなしを図れたらと願っています。

 

生徒や児童はもとより、両校の教員間の交流も今後発展していきたいと考えています。ノックス校には、多民族国家としての新たな進路を歩むオーストラリア、及び世界中からの移民先のあこがれとして名高いメルボルン市の様子が投影されています。ノックス校の在校生や留学生には、欧米やアジアを中心に多数の国々から来た生徒達が大勢います。校庭にある国旗の多さには驚きます。生徒の個性と意欲を大切に育みながら、高い志を持った人間教育を進める姿に、本校も学ぶことがいろいろあり、刺激を受けてきました。

今回のお二人の訪問の機会も貴重であり、コミュニケーションに努めつつ、率直な感想やご意見も伺って、交流を楽しみたいと思います。