第833回 大雪に困りはてた長い一日

2014年2月10日

先週土曜日は、大雪にふりまわされる、大変な一日となりました。

関東地方にも久しぶりに大雪が来るとの予報があり、前夜には降り始めました。午前6時の段階では、大雪注意報などが発令されていましたが、鉄道など交通機関はほぼ平常運転の状態でした。
TVやネットの情報を集めると、夕方~夜に降雪量が多くなる予想は心配されました。ただ土曜日は午前中授業であり、「自宅待機」の判断を経由できないため、臨時休校の原則に沿って授業実施としました。

生徒の皆さんにはまず登校で苦労をかけ、朝のHRでは学校へ着いていない人達も多めでしたが、その後も次々と到着してくれました。その後、大雪警報が隣の静岡県、そして神奈川県へと短時間で広がりました。鉄道の一部遅延も報道され始めました。そこで急遽2校時にて授業を終了し、全校一斉下校とすする措置をとらせて頂きました。

この日は午後に漢字検定試験の実施が予定され、全校で470名近い受験者が本番に備えて勉強していました。また部活動の練習では大会間近のクラブもあり、理科や総合学習の楽しい企画も予定されていました。結局すべてを順延や中止の扱いとせざるを得なくなり、誠に残念でしたが、生徒達の安全を優先させて上記の判断をさせて頂きました。生徒の皆さんには下校時にも多大な苦労をかけ、ご家庭にも心配をおかけしました。

 

この冬は、1月下旬に本校においてもインフルエンザが流行し、学級及び学年閉鎖の措置をとっていました。現在は中学入試期間を経て学年末試験へ向かう時期であり、授業時間の確保に努めたいところですが、今回の経緯につきましてはご負担をかけることになりました。謹んでお詫びを申し上げます。

土曜日の午後は風雪厳しく、横なぐりの大雪が続き、辺り一面の真っ白な光景に驚きました。私の通勤路線も一時不通となり、藤沢駅まで同僚のご家族のお車で送ってもらう幸運に恵まれた後も、駅周辺で時間を過ごしました。ようやく開通したものの、最寄り駅ではとっくにバス便はなく、深夜のタクシー待ちは震えながら一時間以上になりました。

 

翌朝は晴れ渡り、まぶしい雪景色の中で自宅周辺の雪かきに加わりました。ふだんなかなかお話できないご近所の皆様とも会話できる貴重な時間となりました。ぐるっと近隣を散歩してみると、皆さんの雪かきのおかげで通路が早々と開けていました。 あちこちで子ども達のはしゃぐ光景が懐かしかったです。