第62回 中学2年の特活:「湘南、新発見!~湘南を地元に~」

2010年6月24日

各学年の特活が、本格的に進行しています。今日は、中学2年の取り組みを紹介しましょう。中2の特別教育活動=総合学習は、「地域を支える人びとから学ぶ」ことを共通テーマとしています。
学園のある<湘南>という地域について、探り、発見し、出会うことが基本となります。この湘南地域には、さまざまな人びとが暮らし、働いています。街も 人口も多い地域ですが、農林水産業で働く人達もいるし、伝統ある商店街や観光業を守る人達もいます。有名な食べ物や建物もあるし、自然や環境を守る独自の 取り組みもあります。様々な興味を糸口にして、この地域を見つめ直し、実際に出会った大人の人たちがどんな悩みや願いを持ち、どんな協力をしているのか、 深く知ってもらいたいと思います。キラキラ輝く人びとに会うことは、生徒諸君の生活や人生にも貴重なヒントや刺激になると思います。

学年では「特活委員会」が組織され、生徒参加による特活運営がすすめられています。各クラス2名ずつの特活委員は、各担任の先生とクラス単位の訪問先や活動内容について、検討に加わるリーダーとなります。
昨日はクラス別の事前学習が行われ、校内の講演会や訪問先への事前訪問が行われました。終日校外学習の本番は、7月2日(金)に実施されます。

学年通信『Square<みんなのひろば>』最新号から、各クラスのテーマのリード文を引用してみます。

A組 鎌倉探訪 ~世界遺産をめざす鎌倉、その魅力は何かな?~
B組 湘南の海とかかわる人びと ~とことん、湘南の海を知ろう~
C組 江ノ島 ~今と昔を知ろう~
D組 そうだ、農業を知ろう ~農業って何だ?~
E組 藤沢新(深)発見 ~海もあるけど、海だけじゃない!~

『湘南』を改めて発見する取り組みです。毎日通学しながら見過ごしていたこの地域を見つめ直し、住民の方々がどんなつながりや協力を大切にしているの か、直接に知って深く考えてほしいと思います。また各クラス別の訪問場所は、担任の先生方が中心となり足を運び、お願いをして確定した貴重なお相手です。 平日に直接お仕事の現場をおじゃまして訪問することの意味も考えて、お世話になる感謝の気持ちと礼儀、マナーをもって接してほしいと思います。