第892回 美しいバラの花にいやされる通学路

2014年5月22日

湘南学園は、小田急線及び江ノ電の最寄り駅からそれぞれ徒歩約8分、信号が1つもない判りやすいルートで行ける私学です。

自転車や徒歩で直接に通学できる在校生もいますが、小田急線「鵠沼海岸駅」からの通学路が一番メインになります。閑静な住宅街であり、年間を通して季節感豊かな風景を楽しみながら通学、通勤できることが自慢です。

 

この時期は、踏み切りを渡ってしばらく進むと、両側からバラの花の美しい景色に迎えられます。学園に向かって右側のお家の松田和美様とお知り合いになり、この通信でもご紹介させて頂いています。お家の見事なバラを鑑賞したいと毎年多数の方々がお宅に来られます。

私もご案内の素適なお葉書を頂いて先日おじゃまさせて頂きました。まず玄関前の鉢植えの素晴らしい花に惹きつけられます。植え込みからお庭までずっとバラの花が続きます。色とりどりの薔薇や他の花々が地植えを中心に中庭いっぱいに広がるなかで、今回もお嬢様共々にもてなして頂き、至福の時間を過ごしました。

バラは年中手入れがあり、冬の時期の作業も綺麗な開花には欠かせないそうです。美術や歴史にもお詳しい松田様のお話を伺いながら、この鵠沼という地域全体の懐の深さ、素晴らしい方々がおおぜいお住みになっている地域であることを確認する思いでした。

 

向かい側の羽坂医院のお宅の前も、色とりどりのバラが協演する鮮やかなスポットに惹かれます。道の両側からバラに包まれるこうした景色は、なかなかお目にかかれないお宝でしょう。ご両家ともどもに在校生や保護者、学園に来園される多数の方々に潤いの気持ちを届けて下さり、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。本当に恵まれた通学環境であることに、ありがたい思いを重ねています。