第13回 クラブ活動を強化するコーチ・トレーナー制度

2010年4月21日

湘南学園では、多くの運動部と文化部があります。グラウンドやアリーナとその周辺、各種の教室や部室など、校内のあちこちに分散して、それぞれ夢や目標をもって、日々部活が行われています。

本校が、他校に先がけていち早く導入し、充実をはかってきた一つに、部活をサポートする「コーチ制度」があります。毎週・毎月各部で決められた練習日のどこかで定期的に、顧問の先生の指示で、部活をサポートする専門家をコーチとしてお迎えし、指導して頂く制度です。

その一番のねらいは、特に運動部で大切となる「部員諸君の安全の確保のため」です。次に「練習内容のさらなる充実のため」です。
顧問の先生方は放課後にも、補習や面談、行事や特活の準備、委員会の指導など、多くの業務を持っています。時期によってはクラブの指導になかなか行けな い時もあります。その時にその分野の専門家として、部員諸君の活動に沿って、顧問との打ち合わせの上で、指導、注意、助言に努めて頂くわけです。もちろん ふだんは顧問の先生と揃ってチームを組み、充実した練習を進めることが基本となります。

コーチには、現役で他のスクールで教えておられる方など指導経験豊かな方、また中高時代にそのクラブで活躍し、大学生でも継続しているOBの人達など多くの方々のお力を借ります。学校としてきちんと契約をしてお招きします。
運動部からコーチ制度が実績を積む中で、文化部にも「トレーナー制度」が広がり、定着してきました。技術的な指導が必須のクラブで、エキスパートの方々 に来て、指導して頂いています。今年度は、全てのクラブ合わせて、27名のコーチ・トレーナーの方々にお世話になっています。

生徒諸君は、顧問の先生のみならず、コーチ・トレーナーの方から、技術的なことはもちろん、その分野を深めた人生の先輩から、様々なことを学びとってほしいと願っています。