第931回 諸行事が集中した土曜日の光景

2014年7月7日

今週は梅雨模様の天気が続きそうです。

本日は、様々な行事が重なった先週土曜日の様子をお伝えいたします。
この日は、まず3週間続いた教育実習生の最終日にあたりました。11名の実習生はそれぞれのHRクラスで、心温まる生徒達の言葉やサプライズの企画等にも感激しながら、教職への思いを深めたことでしょう。

 

次に高校3年では前回の通信でご紹介したように、総合学習で社会の諸分野の第一線で活躍される方々を多数お招きして、講演会と質疑応答を行いました。生徒諸君は自分の将来へ向かってどのように社会へ寄与する生き方ができるのか、意欲と問題意識を深めたことでしょう。

また高校1年では、昨年に続いて「カタリ場」スタッフの方々にご来園いただきました。多数の大学生の先輩達が、“人生の一歩先を行く先輩”としてトークやワークショップを通じて“ロールモデル”となり、生徒達への啓発と励ましに徹してくれました。自分の進路に向き合う上で、今回の安心・本音の語り合いは大いに刺激となったことでしょう。いずれまた改めて紹介したいです。

 

三週連続となった第3回校内大学説明会は、午後に多数の高校生と保護者の参加を受けて、夕方まで3ラウンドに分けて行われました。今回は早稲田、東京理科、北里の各大学でした。あこがれのキャンパスへの意欲を高めたはずです。

また8月に実施する「ポーランド・リトアニア ヒストリーツアー」の事前学習として、アウシュビッツ収容所の惨禍を説明するドキュメント映画の上映会も行われました。
さらにご自宅で現在オーストラリアの生徒をホストファミリーでお世話されている中1生の保護者の方々が、学園のご紹介にお連れして来園して下さったのは嬉しかったです。

 

部活動では、夏の大会や合宿を前にして、陸上・卓球・ハンドボール・吹奏楽の部活懇談会があり、おおぜいのお母様やお父様が来園して下さり、各顧問より熱心な説明がありました。これとは別に、各学年のクラス懇談会が、土曜日午後に集中するのはいつものことです。

湘南学園同窓会の総会も実施されました。新しい同窓会の会長様を囲む会も設けられ、私からもご挨拶を申し上げに伺いました。同窓会のご尽力やお力添えは、80周年諸行事の大成功を支えてくださり、特に中高のこの間の国際教育・国際交流プログラムの拡充に対して絶大な貢献を頂いてきました。幹部の皆様や懐かしい大先輩の皆様ともお話ができ、激励していただいて感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

 

最後にお伝えしたいのは、上記の皆様のうち実に多数の方々が、学園カフェテリアでランチを召し上がっていただき、カフェテリアが土曜日にもかかわらず大盛況だったことです。在校生も保護者も、卒業生も外部の若い人たちも皆一緒に美味しい昼食を楽しむ光景こそは、湘南学園の独自性や個性と魅力を表現していると感じましたが、共にランチを取る同僚達とも思いが共通なことを確認して嬉しくなりました。