第958回 スマートフォンを使い始めて

2014年9月25日

今日は、身近な生活の話題から取り上げたいと思います。

夏休み中に、愛用していた携帯電話がとつぜん「液晶画面の不良状態」におちいり、正常に使えなくなりました。業者に調べてもらうと「初期化して部品の一部を替えれば使えます」との返事に真っ青になります。購入時にバックアップは自動的にしてあるものと思っていたらこれもダメと・・・・・・

“おやじ、もう潮時だよ”と息子に説諭され、娘にも励まされて、ついにスマートフォンを購入しました。ある頼れる将棋部員には、あとで“山田先生もガラケー仲間を離れてしまったのですか”とさみしがられました。

そのガラケーの微かな画面の明かりを頼りに、大事なアドレス帳は一人ひとりのデータを赤外線通信で移しました(膨大な時間!)。息子と娘がビギナーの私に手取り足取り、飲み込みの悪さに耐えながら初歩から優しく教えてくれました。

 

ユーザーの一人になってまだ約1か月。まだごく限られた機能しか使いこなしていない訳ですが、スマホの実力と魅力を肌で知り、“電車の中でもずっとスマホ”の大人や若者がなぜあれほどまで多いのかについても一定の理解を得られました。

重宝するのは、やはりネット利用です。たとえば出張で電車を利用する時、「目的地の最寄り駅に何時何分までに着くには、どの路線のどの時刻の電車に乗車すればいいのか」についてもスマホで検索できることはありがたいです。“スコットランド独立は実現するのか”という先日の大ニュースも速報を得ました。YouTubeなどの動画も気軽にアクセス出来ます。メール送信が違うタッチでまだ慣れませんが、たぶん時間の問題でしょう。

いろんな機能があること、利用できることを少しずつつかみ、適当な距離感も心がけてつき合っていきたいと思います。様々なSNSの利用にはまずは慎重でいたいと思います。

“やってみないと判らない”と“必須でないなら時間を大事にしよう”とのせめぎ合いが続きそうです。そこに悩みながら、在校生や若い世代ともそのメリット&デメリット(功罪)について率直に話していけるようになりたいです。

※ 今日の写真は、横浜市営地下鉄「センター北」駅前の、モダンな街並みです。