第1047回 昆明市の日本語専攻大学生との交流!

2015年2月10日

今週、本校では特別の国際交流のイベントを行っています。

本校へお招きしたのは、中国・雲南省の昆明市で日本語を学んでいる大学生のお二人です。6泊7日の短い期間ですが、多彩なプログラムを用意して学園生との国際交流を行います。この間、本校在校生のご家庭がホストファミリーを担って頂き、もてなして下さいます。

この企画は、三年連続の実施になります。一昨年の2月に「日中国交回復40周年」を記念し、地元の藤沢市の国際課からの要請も受けて「藤沢市の友好都市である昆明市で日本語を学ぶ大学生を湘南学園にお招きする」という企画が実現しました。

湘南学園の同窓会から多額の援助をお受けし、国際教育専門の会社や対中国ビジネスの会社、藤沢市、藤沢市ロータリークラブ、学園後援会からもご賛同の援助を受けることが出来て、8名の大学生と引率の譚先生をお招きすることができました。最終日の「日中豪青年シンポジウム」まで本当に貴重な若者どうしの交流を深めることができました。

その成果も受けて、日本に深い関心を寄せて日本語を学ぶ中国人大学生と、在校生および卒業生との継続的な交流を図れればと、昨年~今年とお二人ずつをお招きして交流を続けています。今回の大学3年生&2年生のお二人の女性が日本語のとても流暢なことに、私たちは驚いています。

国語・英語・社会の授業などに参加し、聴講や交流をしてもらいます。今日は藤沢市長を表敬訪問し、日中友好にゆかりの深いニエアル氏に因む鵠沼海岸の記念碑を参拝します。また同じく来日している昆明の小学生28名と共に、学園小学校で授業を見学し、一緒に昼食を取り、民舞を見学してもらいます。金曜日には「中国初級講座」でも協力してもらいます。

お二人の関心を尋ねると、「AKB48」や「芥川龍之介」など話題が豊富で話がはずみます。テレビよりもネットを視聴する時間が中心になってきたと聞きました。日本と同じだなという部分と、お国が違えばの部分を確認する思いになります。日本語と中国語少しと英語を交えながらの会話は楽しいです。限られた期間ですが、様々な場面でできるだけ多くの在校生との交流が図れるようにしていきたいと願っています。